スターウォーズバトルフロント2(PS2)
スターウォーズバトルフロント2(ps2)ジャンル:TPS/FPS大人数戦争ゲーム評価:良ゲー独創性:良い操作性:難難易度:普通基本システムプレイヤーは連合軍、共和国軍、反乱軍、帝国軍として16種類以上のマップで戦闘を行う。突撃兵、工兵、狙撃兵など兵科を選択し、出撃する。ゲームはコンクエストモード(陣地取り)とフラッグモード(旗奪取戦)がある。NPCも含めて12対12の対戦が基本であり、なかなかの激戦になる。またビーグルやターレットも使える他、2人までの画面分割で協力または対戦できる。基本ルール:コンクエストルール敵のチケットを0にするか、コマンドポストをすべて占領し一定時間それを保持することで勝利する。※そのマップにあるコマンドポストを半分以上確保した場合、敵軍のチケットが1ずつ減少し始める。よってコマンドポストを多く占領したほうが、勝利しやすくなっている。ゲーム分析:官能性爆発によって兵士がぶっ飛ぶことの気持ちよさ大勢の兵士をバタバタと倒していていく気持ちよさたくさんの兵士がもみ合っている祭り感(高揚感)兵科を切り替えることで、それぞれ違った楽しみができる。突撃兵→無双的、最強兵士工兵→地雷設置や遠方からのランチャーなどチマチマとした楽しみ&ぶっ飛ばす気持ちよさ狙撃兵→遠距離から倒す援助型プレイスタイル、ヘッドショットを決める気持ちよさ、仲間を助ける快感、エリートスナイパー感エンジニア→回復パックや修理キットで前線援助する。仲間を助ける快感、ショットガンで的を倒していく無双感、一撃必殺の気持ちよさヒーロー→ルールを破る。兵士のプレイフィーリングを覆す無双感。(兵士でちまちまとプレイしていたからこそ、倍増感がある爽快感)、スター・ウォーズのヒーローになっているなりきり感。兵士としてのフェアな戦いとその制約を超越するヒーローの強さ(ルールをあえて破ることで出る爽快感)→バトルフィールド+戦国無双ヒーローのゲーム性の工夫敵を二発で倒せる。シューティングゲームから近距離型のソードアクションゲームへ(ゲーム性の変化・インパクト大)ダッシュ速度が異常なほどの速さ(ルールを破る)ジャンプ力が異常(ルールを破る)インタラクティブ性(アクションとリアクション)味方NPCに指示を出すことが可能。一緒に戦っているという認識。敵がプレイヤーに対してリアクションをする。(ダースベイダーだ!やれ!)かつヒーローもセリフを言う。敵が攻めてきて、数が多い場合はグレネードやビーグルを使う。またビーグルで攻めてきた場合はロケットランチャーで対抗するなど。敵や状況に応じて様々なアクションを取れる。またはヒーローで突破口を開くなど(インタラクティブ性が高い、故に奥が深い)爆発物に対してのオーバーリアクション。(官能性を引き出す)敵を倒すということ・コマンドポストを抑えるということ右脳と左脳を要求される。異なる方向でのインタラクティブ性チャレンジにおけるリスクとリターンコマンドポストを抑えるためには突撃しないといけない、でもその分リスキー。遠距離から攻撃する。でもコマンドポストは取れない。遠距離から攻撃は死なずにキル数を稼げるが、戦いには負けやすい突撃すると軍の勝利に貢献するが、死にやすいその他兵科にもある。突撃兵→一般兵士には強力だが、ビーグルに対しては弱い工兵→突撃兵の逆狙撃兵→遠距離で一般兵士に対して圧倒的有利、しかし近距離では最弱フックそれぞれの状況に応じて、それぞれの戦略を求めてくるので、その要求が戦略を決めるフックとなっている。敵の密集地点をレベルデザイン上置いていることがわかる。(デス・スターの通路など)、それにより緩急がつく。その密集地点では爆発物やヒーローの使用のフックになっている。ゲーム評価:良い点各兵科、ヒーロー、ビーグルなどのインタラクティブ性の高さ故にゲーム性に深さが増している。右脳(直感的)と左脳(戦略的)を使うゲームシステムキャラクター数・マップ数の点でボリュームがある。これにより更にゲーム性を深く、飽きさせなくしている。キャラクターアニメーション、声などにこだわりを感じる。また音楽などもあり、スターウォーズの世界観に没入できる。爆発物に対するオーバーなリアクション、ヒーローのルール破りなど、官能性を引き出すために、省略、誇張、ルールをあえて破ることなどをしており、非常に丁寧なゲームデザインがなされている。ギャラクティックコンクエスト、帝国の勃興、インスタントアクション、画面分割二人プレイ、オンラインマルチプレイなど、ゲームモードが豊富。そしてインスタントアクションでは細かなルール設定も行える。コンピュータゲームの利点を活かしている。とにかく飽きさせないボリューム。TPSとFPS切り替え可能な点はユーザビリティを考慮した仕様である。悪い点ps2なので画質があまり良くない。スナイパーライフルで遠方を狙っているとき敵が見えにくい。敵が弱い。ノーマルモードとエリートモードで難易度を変更してもまだ弱い。最初のうちはちょうど良い難易度であるが、やりこんでくると簡単に勝てる。ボリュームが多いだけに、非常にもったいなく残念である。敵がヒーローを使わない。スターウォーズといえばジェダイ同士の戦いが最も熱いはずなのに、帝国の勃興での特定のイベントを覗いて、NPCキャラはジェダイを使わないのである。プレイヤーキャラしかジェダイを使えないということは、NPCとの戦いにおいてフェアプレイが消失しているということである。アンロック要素ややりこみ要素がないので、一人プレイにはあまり向かいない。アンロック要素はなくてもいいが、階級制度や特定のチャレンジを設けるなどはすべきである。総評:総じて、ゲームバランス、ボリューム、世界観、すべてがよく仕上がっているゲームである。ただその高さ故に、ところどころゲームバランスの惜しい点が見受けられた。それらのバランスを再度調整したら、よりやりこみがいのあるゲームになっていただろう。このゲームの最も関心する点は、ところどころにルールを破ったり、オーバーなリアクションをしたりと、より官能性を引き出すために、省略と誇張が巧みに行われていることである。近年のゲームはリアル路線志向が強く、省略と誇張がリアルに反するとしてなかなか見受けられなくなってきた。しかし、官能性を引き出すことこそがゲームをリアルに感じるポイントなのであり、フォトリアルやリアル物理などで、表面的なリアルを目指すのは見当違いであると考える。そういった意味で、このゲームはゲームのあるべき姿を指し示しめしてくれたゲームといえるだろう。