インド日記。大丈夫か・・・ | Yu-ko's blog GOING TO TRAVELS

インド日記。大丈夫か・・・

11月29日


私は、エアポートで出会ったミナちゃんとエリコさん、そしてロニ・シゲタトラベルのドライバーのおっちゃんの車でデリー中心街、ロニさんのホテルへ向かっていた





飛行機で出会ったミナちゃんは一コ下の26歳、一番元気なエリコさんは二コ上の29歳だっだ

私たちは歳が近いせいか、すぐに打ち解けた







夜だってのに、けっこう車が走っていた・・・





というか、混んでいる・・・インドの首都だからか?東京だって、まー夜はだいぶマシにはなるけど、昼夜問わず道路はコミコミだ






・・・というか、うるさい・・・クラクションの音だ!ブーブー、ブーブー






しかもみんな運転が粗い、乱暴だ!


車同士がぶつかりそうになったり、割り込みしたり、ライトがこわれているからか窓から手を出して合図してたりとか・・・


道路に白のラインが引いてあるけど、そんなのおかまいなしってカンジ!なんかごちゃごちゃしてるって印象


バイクもいるし、ホロがついた緑と黄色の三輪車「リキシャ」もいるのに・・・!






私は、怒る・恐いっていうよりビックリしていた、たぶん空港でものすごい数のインド人に圧倒されて・・・そのショックがまだひいてる気がする






ここでこのドライバーのおっちゃんが事故ったら



・・・・・死ぬのか?やだなー、痛いの・・・



おっちゃん、がんばれ!まだ嫁入り前が3人もいるのー!








んなことを考えてると、車内に甘いなんともいえないエスニックな香りがしてきた・・・



ミナ「あ、このにおい!」


エリコ「おお、なつかしー!この匂いをかぐとインドに来たってカンジがするよねー!」


ミナ「するかも、うんうん」



『え、え、え?何、何???』



エリコ「これねー、ビーリーっていうインドのタバコなのよ」



『インドのタバコ・・・』




いつの間にかドライバーのおっちゃんが、ぷかぷかタバコらしきものを吹かしている



私はタバコは吸わない人なんだけど、この香りは好きだなー




日本に帰って、またインドに来ることがあったら、この香りを嗅ぐと懐かしいと思うようになるんだろうか・・・




ちょっと旅なれた自分を想像してみる・・・







エリコ「ゆーこちゃん、インドって初めてなんでしょ?けっこう落ち着いてるよね、旅慣れてるの?」


ミナ「そーだね・・・落ち着いてるよね」


『ふぇっ?!そんなふうにみえる?!いやいや、ヤバイでしょ・・・このカンジは、内心ドキドキですよ・・・!』






ほんっとにドキドキなんですけどっ・・・!










あんまりキレイとはいえない車の窓から見えるインドの町並みは・・・





はっきりってヤバイ・・・気がする・・・


・・・ような気がする





大丈夫かな・・・?













『そういえば、さっき空港の外にものすごい数のインド人いたけど、あれって何?みんなピックアップの人なのかな?』


ミナ「あー、中にはホントに迎えに来てる人がいると思うけど、大半のインド人は”ウソ”だよ」


『ウソ?!』


エリコ「そーそー!あーやって、ピックアップを装って、到着した観光客を連れてっちゃう客引きがいるのよ。ホントに迎えに来たひとの名前の紙を見て、真似して書いている人もいたりしてさー、わかんないと」


『客引き・・・まじで!こわっ!』


ミナ「ロニさんはよく分かっているから、ピックアップの紙はパソコンで印刷されたものだったでしょう?事前にメールでやり取りしてて、確実にピックアップしてくれるようにやってくれるから・・・ちょっと高いけど・・・」


エリコ「そーそー!ちょっと高いよね!でも、安心を買ったと思えばねー」


ミナ「あー、まあ信用あるからね、ホテルも比較的安心だし・・・」




ホテルも比較的安心・・・!


ホテルってものは安全じゃないのか?




エリコ「ゆーこちゃん、デリーのホテルは気をつけてね。デリーだけじゃないけど、ホテルのスタッフでもいきなり襲ってくることがあるから・・・、貴重品は絶対ホテルに置かないことと、部屋に一人でいて誰かたずねてきてもいきなりドアを開けちゃだめだよ!もし南京錠もってたら、かけておくといいよ!」


『ううう、うん・・・』


ミナ「それだけでも、安心じゃないけどね・・・必要最低限の注意は払わないとね・・・」




地球の歩き方を見てて、なんとなく[インドの危険]は頭に入っているつもりだったけど、こー直接言われちゃうと・・・




ミナ「それと、ゆーこちゃん・・・話しかけられるは大丈夫?」


『????』


エリコ「あー、客引きね・・・付きまとわれるからねー、あれダメな人はダメだよねー」


ミナ「とっかえひっかえね」





とっかえひっかえ・・・!何なんだ!何が!





『多分、大丈夫のような気がする・・・話すのはキライじゃないしねー』




・・・答えになってるか?





そんなことを話しているうちに、私たちの車は大きな道路から狭い小道に入っていった




・・・そこに牛がいた


こんな狭い道に、でっかい牛がいる




ミナ「あ、野良牛だ!わたし好きなんだ・・・かわいい!また写真いっぱい撮らなきゃ」


『のらうし・・・!』




牛は野良になるのか・・・!




そして、なんていうか・・・町中ゴミだらけだ・・・


夜で暗いせいもあるけど、街灯がまばらでしかも薄暗く、肌の色が暗めのインド人と野良牛が徘徊している







不気味だ・・・


大丈夫かな・・・?


このインドで一ヵ月半も・・・


生きていられるだろうか。