SPUTNIK より
今日の ミリタリーニュース
民間人を「人間の盾」にしないよう、
国連がウクライナ軍に呼び掛け
国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が
4日付で発表した報告書の中で、
ウクライナ軍は軍事兵器を学校や病院に設置することで、
民間人を危険に晒していると結論付けたことを受け、
国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は
ウクライナにおける民間人の保護を改めて呼びかけた。
先に「アムネスティ・インターナショナル」は、
ウクライナ軍を批判していた。
ドゥジャリク事務総長報道官はこの報告書を受け、
「民間人の保護を常に呼びかけてきたし、
これからも呼びかけていく」と指摘した。
ウクライナが旧ソ連の国外資産に対する権利の3割を主張、ロシア外務省はこれを退ける
アムネスティ・インターナショナルによる報告書を受け、
ウクライナ事務所のポカチュルク代表は同組織が
「ロシアによるプロパガンダの道具に成り下がった」
として、辞任を表明したと報じられている。
イスラエルによるガザ地区への空爆、
「目的は達成された」=イスラエル首相
イスラエル軍が
パレスチナ自治区のガザ地区に行った空爆では、
過激派組織「イスラム聖戦」の司令官ら2名に加え、
児童15人、女性4人を含む41人の死亡が確認された。
この展開を踏まえ、イスラエルのヤイル・ラピド首相は
「軍事作戦「夜明け」の目標は達成された」と発言した。
イスラエル軍によるガザ地区の空爆では41人が死亡し、
311人が負傷した。
"What did she do wrong? She was dreaming of going to nursery. She wanted a bag and clothes"
— Maha Hussaini (@MahaGaza) August 6, 2022
- Grandfather of Alaa Qaddoum, a 5-year-old girl killed by an Israeli airstrike on #Gaza, on Friday. #GazaUnderAttack
pic.twitter.com/LSVfxBZsLE
死者のうち、15人が児童だったと報じられている。
Don’t ask me for context when it comes to children. #Gaza #Israel pic.twitter.com/het2gPebBm
— Abier (@abierkhatib) August 6, 2022
停戦を前にラピド首相は
「作戦の目的は達成された、我々は最終段階にいる」
と発言していた。
ラピド首相はベニ・ガンツ国防相とともに南軍管区、
及びガザ地区との境界ラインを訪問し、
軍の参謀本部で司令官らと協議を行った。
Go back to sleep. This is #Gaza not #Ukraine pic.twitter.com/SpIOuA8tFb
— Samar D Jarrah (@SamarDJarrah) August 6, 2022
イスラエルとガザ地区の停戦合意は、
現地時間の7日23時30分(日本時間8日5時30分)に
達成されたものの、現地紙エルサレム・ポストにょると、
停戦合意からわずか8分後にはイスラエルに向けて
ガザ地区から数発のミサイルが発射されたという。
イスラエル軍は5日、
イスラム過激派組織「イスラム聖戦」を対象とした
「イスラム聖戦」側によると、
これまでの空爆で司令官2人が死亡したという。
バイデン大統領がイスラエルの自衛権に 対する「揺るぎない」支援を表明
ジョー・バイデン大統領は
イスラエル及びパレスチナ人自治区で活動する過激派組織「イスラム聖戦」の間で停戦合意が実現したことを歓迎し、イスラエルの自衛権に対する揺るぎない支援を表明した。
イスラエル軍による空爆でガザ地区では
児童15人を含む41人の死亡が確認されている。
ホワイトハウスの声明によると、
米国は直近の72週間でイスラエル、パレスチナ自治区、
エジプト、カタール、ヨルダン、及びその他の関係各国と
連携し、紛争の速やかな停止に向けて努力したという。
またバイデン大統領は自衛権を含むイスラエルの安全保障に対する「長年の揺るぎない支援」を改めて強調した。
バイデン大統領はイスラエル軍が
直近の数日間でテロ組織による無差別のミサイル攻撃から
国民を守ったと評価した。