友人に誘われてウイグル料理店に行きました。人生初だ。約束した時点ではレバノン料理に行こうと言われていたので前菜盛り合わせでワインの一杯も飲もうかななんて思ってたんです。レバノンにはカトリック教徒もいるのでビールやワインもあります。ちなみにイギリスにあるレバノン料理屋は大概おいしいです、ハズレたことない気がする。そうして待ち合わせ場所についてみるとレバノン料理店は勘違いで遠いことがわかり、近くのウイグル料理にしたと言う友人。最初ユーガと言っているように聞こえてユーゴスラビア(そんな国もうとっくの昔に無いのに)のことかと、それは一体どんな料理が出てくるのかと混乱した頭でお店に到着。メニューを見てウイグルか!となった次第です。ウイグル、むむ、ウイグル料理とは何でしょう。以前中国に住んでいた事のあるその友人はこれがおいしいのよ、とじゃがいもの炒め物を注文。これが確かにシャキシャキの歯触りでおいしかった。そして羊肉の(茹で)餃子(辛いタレ付き)、わたしはメインに何とハチノスの炒め物を発見!迷わず頼みました。麺かライスを選べるというので麺を選んだらちょっと細めのうどんぽい麺が別添えで出てきました。このメインがマイルドにしてほしいとお願いはしたものの、非常にスパイシーでしてその麺と混ぜ混ぜして食べてもまだスパイシー🌶️かなり汗が出ましたね、唐辛子だけでなく花椒もたっぷり入って舌が痺れる。ウイグルはムスリムの人たちが暮らす地域なのでもちろんお酒はなく、アイランというヨーグルトドリンク(塩味)をお供に頼んでいてよかった!これに結構助けられた。ハチノスはとても柔らかく調理されてて全く臭みも無し、辛いのと味が濃いので少し野菜を残してしまったけれど、すごく現地っぽい(想像だけど)何というか中央アジアの味、近くて遠い、麺とか餃子も馴染みのある顔だけど中身は全然違う人みたいな感じで全てが興味深かったです。


写真これしか撮ってなかった、ハチノス。