東京で、ポンペイ展が始まります!



新聞記事で、目が留まったのは、【エメラルドと真珠母貝のネックレス】




フッリグリーとある。

金や銀を細くして、編んだり巻いたりする金細工の技法の一つ。


イタリアでは、フィリグラーナと言っていますが、飾り結びにも通じる装飾ライン。




でもこれが2000年以上前に作られたのですか?!

金の耐久性とともに、フィリグラーナ技法がすでにあったことが驚きです。


1218日投稿のネックレスは、今から3500年前の古代エジプト製でした。この花びらを作った象嵌のような技法もそんな大昔からあったことも驚きです。




現在の宝飾品のハイブランドはフランスが多いのかもしれませんが、技法の発祥は、エジプトやイタリアのような気がします。



ポンペイ展のカメオガラスで作られた【青の壺】も丹精で、綺麗です。

こんな不安定な形で、破損なく出土したことは奇跡的!





炭化したパンや大理石像や壁画の数々も当時の発展したポンペイの街が浮かびます。




今回のポンペイ展、巡回で名古屋はとばされていますが、入場したら、きっと1日、出てこられなくなりそうです😆


そして、展示物を見ながら、頭は組みひもやワイヤーの結びをあれやこれや考えているんだろうなぁ🤔




名古屋の博物館で開催されたポンペイ展。

調べたら2010年でした。


内容が違うようです。展示の目玉ネックレスも別のものでした。



右上の留め具は、当時の車輪の形。当時の愛の象徴のようです。