「宇宙のそれほどしんぽしていない世界に、テレパシーでメッセージを送っているんだよ。
でも、頭だけで知覚するのはむずかしいね。いっしょに心もともなわないと」
「それは、前に話してくれたけど、どういう内容のメッセージなの?」
「頭でなにかを考えるのはやめて、胸に注意するようにしてごらん。
そうすればたぶん、感じ取ることがでるきよ。発信地のすぐ近くだらかね。
……あ、そうじゃないよ。もっとからだをずっとリラックスとせて、目を閉じて、注意深くしてごらん」
彼に言われるとおりにした。さいしょは、このあたりに近づいたときから感じていた、特別な感動に近い感覚以外にはなにも感じなかった。
でも、そのあとで、なにか理想的な感覚がぼくの中に入り込んできた。
"すべて、愛にもとづいてないものは、
こわされて……
時とともに、忘れ去られ
捨てられていく……。"
一瞬のとても気高い明るさのようなものが、ぼくの内部にわきあがってきた。
そのあとで、ぼくの頭に、つぎのような感情の言葉がおかれた。
それはなんだかとてもふしぎではあったが、どうじにとても美しかった。
"愛に基づいている、すべてのもの……
友情 や 夫婦
家族 や 組合
政府 や 国家
個人のたましい 人類のたましい
これらは、みな、
堅固で確実で、
繁栄し、実を結び
こわれることを知らない……"
"これが、わたしの掟だ。
……これが、わたしの約束であり、
わたしの法だ……"


