「ぼくの愛だよ!そこからすべてが生まれている」
「"そこからすべてが生まれている"まったくそのとおりだよ。だからさいしょに愛して、そのつぎにきみのおばあちゃんが幸せになるように、きみの頭を使うわけだね。ベドゥリート」
「そのとおりだよ。ぼくの頭をぼくの愛のために使うんだ。まず、さいしょに、愛があるんだ」
「じゃ、愛の上には、なにがあるの?
もし、神がたくさんの愛をもっていると証明できたとしたら、それは神のはずだろう?
愛よりも、偉大なものってなーに? 愛の上になにがあるって話したっけ?」
「なにもないって」
「じゃ、神ってなんなのか?」
「あ! "神は愛だ"きみはなんども言っていたし、聖書にもそう書いてある。
でもぼくは、神って、たくさんの愛をもった人間のようなものを想像していたよ……」
「愛をたくさんもった人間なんかじゃない。神は愛そのものなんだ。愛が神なんだよ」
「愛は力であり、振動であり、エネルギーであって、それらの量は、たとえば
"センソ・メトロ(感覚計)"のような器械で、測定することができるって言ったの覚えているね。
光もまた、おなじように、エネルギーであり、振動なんだよ。……
X線も、赤外線も、紫外線も、そして思考も、みな異なった周波の"おなじもの"の振動なんだよ。
周波が高けりゃ高いほど、物質やエネルギーが繊細になる。石と思考は、異なった周波の
"おなじもの"が振動したものなんだよ……」



