ご訪問頂き有難うございます
先週末は、京都市内にて神社巡りをしておりました
有名だけどまだ行ったことのない神社へ行ってみたり、何度か訪れた神社にも新たな発見が有ったりと、盛りだくさんの神社巡りとなりました
今回の旅も、アラフィフ夫婦の珍道中ですが
宜しければ私達とご一緒に参りましょう
新年の気配漂う京都へ、今回は珍しく電車でやって参りました
私達の住む町から、約一時間で京都駅に到着する特急電車に乗ると、乗り換えも無くとても楽ちんなので、京都市内へ出る時は、時々この特急電車を利用しています
まず、向かったのは金運UPの御利益で有名な御金神社（みかねじんじゃ）です
旅の予定を立てる時、夫くんはいつも私にお任せなのですが、行きたい所はあるかどうか尋ねてみますと、、、
夫くん「せやなぁ、えっと… あぁ
金色の鳥居さんの有る神社に行ってみたい
」
と、夫くんには珍しく行きたい場所のリクエストです
私「ああ、テレビでよく紹介してるとこかな
金運に御利益のあるパワースポットって聞いたことあるけど、、、
」
夫くん「そうそう、その神社行ったことないし、いっぺん行ってみたいねん」
私「ううむ、、新年やし、めっちゃ混んでると思うけど、行ってみよっか
」
（真意↑ううむ、混んでいそうやし、私はあまり気乗りしないけどなぁ、、さては夫くん、この前買ってた宝くじ、当たろうとしているやん…私も買ったけど
）
夫くん「うん、どんな神社か興味あるねん」
私（真っ直ぐな目で訴えて来るやん
）
たしかに、金運の神様金の鳥居 気にはなりますが
そういう場所には、境内に人のお金に対する強い執着心も沢山集まって来ている気が致しますし、私は混雑した場所が得意ではないのであまり気乗りはしないのですが、夫くんが行きたいというなら、是非付き合いましょう
と、いうことで
この日は朝から小雨の降る京都市内
烏丸御池駅から、徒歩5～6分程歩きますと、小雨の中、傘を差す長蛇の列が出来ています
夫くん「え この行列ってもしかして御金神社に並んでんの
」
私「そうちゃう さすがに新年やし… この先ぽいけど、並ぶどーする？」
夫くん「ちょ、、とりあえずこの先まで行ってみよや」
私「うん・・・ しかし雨にもかかわらず凄い行列や、ガードマンさん2人もいてはる」
そして入口付近へ、、、
夫くん「ああ、これこれこの鳥居さんや」
私「わぁすごい、ほんまに金色やぁ」
夫くん「・・・しかし、まぁ、あの行列並ぶんもかなんなぁ…」※かなん（かなわない）
私「うん、せっかっくここまで来たけど、この人出でゆっくりお参り出来んかったら私は参拝の意味もないと思うここから手を合わせて遥拝しておこっか」
夫くん「そうしよ、この鳥居さん見れたし、雰囲気味わえただけで俺、もう満足や」
私（ほっ）
と、並ぶのを諦めて、鳥居の外からそっと手を合わせ、ご挨拶だけさせて頂く事に致しました
HPを拝見してみると、授与品には金運UPに御利益の有りそうなお財布やお守りがあり、こちらもおそらく人気が有るのでしょう
しかし、金運アップさせるのもさせないのも自分次第、日頃の行いによるものが大きいでしょうし、好奇心や己の欲でふらりと立ち寄った人間に、どんな気前の良い神様でも‟宝くじ当選”なんて御利益を授けて下さるとは思えません
ちなみにこちらの御祭神は、鉱山、鉱物、鍛冶を司る神様、金山毘古命(かなやまひこのみこと)様とされています
イザナミ命が火の神カグツチを生むときに、苦しみながら吐いた吐瀉物（としゃぶつ）から生まれた神さま
吐瀉物て…
日本の神々は、ほんと色んな所から神様を生み出しますよね
山々が噴火（カグツチ神が生まれ）してマグマ（鉱物の神カナヤマヒコ命が生まれ）が流れ出す・・・
そんなイメージも浮かんで参ります
HPよると、その昔、この御金神社の近辺には、鋳物職人である釜師が集まり、特権が与えられ茶釜の鋳造を行っていたそうです
また、徳川家康により設けられた「金座」と「銀座」があり、江戸幕府の金貨鋳造を担い、各地の金銀細工業者がこの地に集められてきたのだと
もともとは、個人の屋敷の敷地内にある「邸内社(ていないしゃ)」として、お祀りされていたそうです
鉱物や金物を扱う商人や、鋳物、鍛冶など職人達の神様であり、‟お金もまた金物である”と、金運に結び付けて信仰し出したのは随分後からなのかも知れませんね
万物は5種類の元素（火・水・木・金・土）からなるという五行思想（5種類の元素は互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する）によると、「金は木に勝つ」とされています
これは、木を切り倒す為に斧などの金属が有利なことから云われているようですが、金を‟お金”と見るならば、木は気
でもありますから、目先のお金に気を取られ過ぎて自身の正気を見失わないように、日頃から気をつけたいものでございます
なぁんちて
おあとが宜しいようで
（全然よろしくないんちゃう？）
今回も最後までお付き合い頂き有難うございます
ぶらり京都神社巡り、続きますよ