ここ数年、立て続けに、
「あの頃が一番懐かしい」といわれることがあった。
人も晩年になると過去を振り返るのね。
いや晩年は言い過ぎ。節目と言い換えます。
たまたまなんだけど、「あの頃」に、「私と居たあの時期」という意味が含まれてるので、感無量です。
もちろんそう言ってる人が私に向かって直接言ってるわけではないのですが。
こうたびたび重なると、その人たちの一番好きだった季節に私が隅っこに居るんだなあ、と思うと、有難いような誇らしいような。甘酸っぱい気分です。
「嫌な思い出」はだいたい消えていくので、知り合いの中で私が残っているということは、本当に嬉しいことですね。
ただ、私自身は、恥の多い人生で、別にやり直したくも戻りたくもない。
体力だけ戻せればいいなと思うけど。
どこに戻りたい?わたし。
一番楽しかったのは、いつ?
…若いときは、恵まれててもなんか満たされず、いろいろ不満があったなあ。感謝もなければ自意識ばかり高くて、鼻持ちならないやつだった。
だんだんおじいちゃん芸に近づいてってる「オバハン」のいまは、すごく自由(気持ちがね)
いろいろできないことも多いけど、ま、いいや。たいしたことない人間だもの、と開き直り。
そうだよ。
オバチャンは、世の中で一番自由だよ。
(なんだこのオチ)