早いもので、娘の大学でのMaster of Physiotherapyコースが始まって約1ヶ月。

オーストラリアでの理学療法修士の学生生活は、どんな感じかな?と1ヶ月ぶりにチャットで様子を聞いてみました。


まあまあ、順調な滑り出しだそうです。


娘「高校→大学→院ときて、当たり前だけど段々スムーズなスタートがきれてるよ」


高校1年まで日本の高校にいたから、当然だけど最初は英語で苦労したものね。
今ではかなり英語力も上がっているから、楽に感じるのかも?
大学の学士課程は、テストはともかく、とにかく文献を山程読んでエッセイを何本も書いて、病院実習でたくさん予習復習で大忙しで、夏休みに世界のどこでもいいから実習してこいとか結構無茶ぶりもされたよね。
初めての環境に飛び込んで、生活を整えて、学校の授業に慣れて、と環境も人間関係も毎回ガラッと変わる入学時期だけど、ギャップイヤーの経験も生きていて、今回は少し余裕もあるらしい。


始まるまでは若干憂鬱でもあったようですが、始まってしまえばそれなりに余裕を持ちながら過ごしているようで安心しました。


同級生は、ローカルやインターナショナルの同年代から40代位の方まで。

年齢もキャリアも出身もバラバラな集団で、やはり香港や台湾出身のお友達が多いよう。少し年上の方と馬が合うようです。


娘「イギリスの大学はphysiotherapyって学問をしっかりやった感じ。オーストラリアはもっと実践的なんだよね。知識を復習しながらとにかく手技や実技もすごくやってる」


娘「MSKのプライベートクリニックを目指す人が多いのかな?とにかくMSKの単位数が多い。今年度は詰め込まれる感じだよ。1年目のプレースメントは1週間と5週間の2回だけ。来年度は、5週間4回行くし、卒論もやるから授業は少ないね」


国別っていうより、大学の違いかも?
イギリスの大学はラッセルグループの研究型大学だったから、今のFlinders Universityとは、ちょっと違うかもね?
コースワーク系で2年間だから、詰め込まれてる感はどうしてもあるんだと思います。


あと、イギリスは学生の卒業後に現場で新人を育てる感じだけど、オーストラリアは即戦力になるように学生を育てるかも?と。だから、就職先の傾向もかなり違うそうです。
OTとSTは不足していて、PTは多いのですが、これはイギリスもオーストラリアも同様らしいです。


プレースメント(臨床実習)に行く準備として、BLSやCPRのほか、子供のケアに関する研修や、犯罪履歴証明の取得(日本、イギリス、オーストラリアと3カ国分)、感染症の抗体価チェックと指定の予防接種と準備も順調に進んでいます。


大学学士課程は、院への進学を目指していたので高GPAを目標に成績を維持してきましたが、今回は落とさなきゃいいというスタンスなので気も楽だと言っていました。最近の大学の講義はオンラインが多いので、大学に行くのは週3回位。それも自分のペースで進められて楽だとのことです。


バイトやバレエも出来そうな感じで、探し始めているとのこと。アデレードシティバレエというカンパニーが昨年出来たらしいので、オープンクラスをのぞいてみようかと言ってました。


ステイ先も、静かな環境で程よい距離感で生活できているようで、全くストレスは無さそうですし、近所のAldiで買い物して、週に30AUD位で自炊出来ているらしい。炊飯器と、持ち込んだ混ぜご飯の素やふりかけ、インスタント味噌汁が大活躍しているのね。


いつものようにマイペースで淡々と過ごしている娘を画面越しで確認できて、一安心。次は2ヶ月後位かな?
4月から私も新しい職場でお仕事なので、心置きなく集中出来そうです。