先日のブログで、イギリスの高校留学からの大学進学について記載しました。
最近イギリス大学進学について親の立場で調べてきたので、備忘録2個目です。
英語が堪能でない親の立場からの情報収集の方法です。
イギリスの大学は世界中どこからでもアプライ出来ます。
海外に留学経験のある方はもちろん、大学からイギリスに留学したい方も、イギリスの大学を検討される場合の情報収集の方法を書き留めておきたいと思います。
うちの娘はyear12からの留学だったので、こちらの高校1年生の時にいろいろ調べました。
調査から準備(IELTSなど)出願まで考えると、大学進学の2年前位から調べだしてもいいと思います。
また例えばうちのように、親が海外の大学を卒業していない場合は子供だけでなく親も情報を集めておいた方が、不安も少ないと思います。
英語が得意ではない方も、リンクをGoogle Chromeに貼り付ければ、勝手に日本語に翻訳してくれる(ただしサイトでの検索語句の入力は英語でしてください)ので、便利です。
イギリスの大学出願は、日本と違ってこのサイトで自分自身のIDを作成し、これを通して5校まで(医学部は4校まで)一気に出願可能で、合否判定まで一括で管理してくれます。費用は5校でも日本円で3,000円弱ですので、お得ですよね。
でも、まずは行きたい学部やコースはどんな感じかな?と調べるためにはこちら。
こんな画面
ポストコードの入力は不要なので、興味のある学部や分野の単語を入力すると学部レベルでこの内容のコースを提供している大学が表示されます。Entry yearは次年度等に変えてくださいね。クリアリングかを聞かれたら、Noを選択してください。
だいたい大学名のアルファベット順?なのかな?イングランドだけでなく、スコットランドの大学等も含めて、UKの大学が表示される形になります。一般的な学部から、それこそダンスとかゴルフトレーナーとか等、検索分野は様々です。
日本の高校卒業資格では直接大学1年目にアプライ出来ないので(詳細は前回のブログをご覧ください)、foundation courseつきで提供している大学を探すかAlevelを取得してからになります。
興味のある大学のコースをクリックすると、修学年数(だいたい3年か4年)やフルタイムかパートタイムか、大まかな履修内容とコースの特徴、入学条件(AlevelやIBの成績等)、IELTSの必要スコア(同じ大学でもコースにより要求スコアが異なります)、取得出来る学位、学費の目安が表示されます。
更に詳細を知りたい場合はそこの大学のHPに飛び、そこからコース名を検索すると詳細が出てきます。
高校留学生の場合、それぞれの国の卒業資格が入学条件に合うのかも調べられます。
要求成績のところに、大体の大学はAlevelやIBを始め、スコットランドやヨーロッパの成績を載せていますが、その他とか国際学生の入学要件というところをクリックしたり調べてみると、成績の条件が出てきます。
Alevelの成績に置き換えしている場合もあります。一例はこんな感じ、例はカナダです。
[British Columbia Secondary School Graduation Diploma]
A*AA | Overall average of 90% in at least five academic grade 12 subjects |
AAA | Overall average of 85% in at least five academic grade 12 subjects |
AAB | Overall average of 83% in at least five academic grade 12 subjects |
こんな感じで学部やコース別の入学要件とかは調べられるのですが、じゃあ、どこの大学がおすすめなのか?ということになります。
大学のHPを見ると、何が勉強できでどこに就職しているかとか進学しているのかとかを調べられるのですが、イギリスはコース毎にどこの大学が良いのかが随分と違うので、大学名だけで決めるのは危険です。
ただ留学生だとその先を考えたときに、ある程度のネームバリューも考慮するのだと思います。
そのときに、うちが参考にしたのは以下。
ラッセルグループの大学
後はコース別大学ランキングで、これは素直に検索で、
UK university (コース名) ranking を入れるといくつか出てくるので、参考にしました。学生の評判や満足度とか、研究の質、就職率進学率などの客観的評価なので選択の際の参考になります。
THEとかQSとかのランキングも気になるとは思うのですが、大学が何のコースを提供していて、それが学生のニーズに合っているかが一番大事だと思います。
日本から大学留学を考えるときは、まずこちらを参考にされるといいと思います。日本におけるIELTSの実施団体で対策もやってくれます。
進路は、あくまでも本人の意向に沿って考えていくことだと思いますが、若干報連相が苦手な娘だったので、不安にならない程度に情報収集した結果です。
情報は常に更新されるので、確認は個人の責任でお願いします。