娘が留学する前、職場の人に「娘の高校留学先に持たせるパソコンを探しているのよね~」なんて話をしていたら、とても驚かれました。

日本での中高一貫校でも学校でタブレットを使っていたので、海外の留学先では当然パソコンを持たせるつもりで準備していたのですが、公立高校に通っている生徒さんの親御さんには、学校にマイタブレットやマイパソコンを持参するという発想が、なかったようです。
前回のブログともちょっと被りますが、日本のデジタル教育は少し遅れているのかな?

実際娘の留学先では、パソコンが無ければ授業も手続きも大学の出願ですらままなりません。課題の提出もofficeのソフト、Word やPower Point やexcelを使って行われますし、授業の資料やテキスト、課題などもパソコン上で確認することが多いです。
生活必需品の買い物も学校の売店よりもamazonUKでするようですし、銀行やカードの手続き、UCAS等もパソコンからになります。
Skypeやメールも必須ですね。

もっとも、日本の高校生もスマフォは使いこなせていますし、パソコンもご自宅のものを使っているのでしょうが、普段の生活に必須利用でないとやはり使用方法に差は出てしまうかもしれません。
また、SNSとか写真や動画に特化して使うより、文章を読んだり、論文を検索したり、エッセイを書いたり、パワポでプレゼンの準備をしたり、と幅広く使えないと使いこなせているとは言い難いですね。

親世代の学生時代とは、求められる教育内容も大分違っていますが、中高生のICT教育の普及のために、もう少し予算を追加しても良いのでは?と最近思います。