留学と言っても、いろいろあります。語学留学、交換留学、中学高校留学、大学その他音楽芸術系留学。

うちが何故高校からイギリス留学という選択をしたのか、備忘録がわりに残しておこうと思います。

そもそも娘が留学したいと言い出したのは、バレエダンサーになりたかったから....当時、アリーナ·コジョカルさんやマリアネラ·ヌニュスさんなど英国ロイヤルバレエ団のダンサーさんが大好きだった娘は、イギリスに行きたい!という強い希望だけで、中学受験し中高一貫校に進学し、授業とバレエを頑張って両立してきました。

ところが、中3くらいからバレエももちろんですが将来の進路についていろいろ葛藤し模索し始めます。
プロフェッショナルなバレエダンサーとは?仕事としてバレエに取り組むとは?自分の実力とやりがいとそしてお給料等も含めて、好きだけでは続けていけないんじゃないかと。
行きたかったバレエ学校に合格をいただけず、他にチャンスをいただいたもう一つの学校は乗り気ではなかったのもありますが、バレエ学校のオーディションの頃はそんな葛藤の真っ只中で、熱意が足らなかったのもあると思います。

他の進路についても並行で考えていました。バレエから完全に離れることが出来ず、整形外科医、トレーナー、理学療法士、舞台関連などを仕事にするには、どうしたら良い?など。

どちらにしろ留学したいという意志は変わらず、将来的には海外で働きたいということもあり、高校留学からの海外大学進学を視野に入れ、各国の状況を調べだしたのが中3の頃。教育水準が高いとされるカナダ、オーストラリア、イギリス、スイスの4ヵ国。長期になるためアメリカは色々と不安があり、除外しました。
カナダとオーストラリアは、滞在先がホームステイであったため早々に除外。
寮生活であるスイスとイギリスのどちらかになりましたが、16歳~17歳のこちらでいう高校2年生の学年であるyear12に入学するにあたり、IBかAlevelという選択肢で英語力の問題でAlevelをとるとなると、やはりイギリスが良いだろうということになりました。

そこでイギリスのyear12からの学校をエージェントを通して調べ始め、受験し始めたのが、高校1年生の頃。
中3からIELTSも受験し始めていたのでその結果と、中学校の成績証明も問題なく、英数の試験とエッセイと面接で、学年を落とすこともなく入学が決まりました。誕生日が11月で高校1年までは履修できたので、高校卒業程度認定試験も苦労なくパス出来たのもありがたかったです。

その後の経緯は、ブログの別の記事にもありますが、バレエ学校より現在の学校が先に決まってしまったので、プロのバレエダンサーじゃなくても良いかな?という気持ちが娘にあったのかも?もちろん実力も足りていなかったのですが、熱意って大事だと思うんですよね。
今の6th form collegeでは、充分すぎるほどバレエも出来ているので、後悔は無いようです。RADもAdvancedまで取れているので、RAD認定のバレエ教師資格のCBTSも取ろうと思えば取れそうですし。

現在ハーフタームが明けて学校に戻り、いよいよ大学出願です。Physiotherapyコースへ5校となります。バレエダンサーやアスリートへのスポーツ関連Physioを目指しての勉強が続きます。高校留学の目的も達成されそうです。
目標は変わりましたが、プロフェッショナル目指して頑張る娘をこれからも見守り続けたいと思います。