20世紀を代表する
ソウル・ミュージックの女王
アレサフランクリンの伝記映画
『リスペクト』を小林千絵ちゃんと
観てきました❣️







父親が牧師だったのでアレサは9歳の時に
父の聖歌隊に入り、12歳でソロ歌手となり
レコードデビューを果たします。
アレサはゴスペルをベースに
有り余る才能を発揮していき
「リスペクト」「ナチュラル・ウーマン」
「チェインズ・オブ・フールズ」「シンク」など
ヒット曲を連発します。
それは今までゴスペルを意識した黒人層に
留まらず白人層にも鋭くアピールされ
アレサはいつしか
「クィーン・オブ・ソウル」と
呼ばれるようになります。

しかし、アレサが生まれた
1940年代〜1970年代は
特に男尊女卑と人種差別が
激しい時代で黒人男性は白人社会から
差別を受け、黒人女性は白人社会からの
差別に加えて、同じ黒人男性からの
差別や虐待を受けてきた時代で、
黒人女性は老も若きも関係なく
ダブルで酷い目に遭わされて
想像を絶する毎日だったんだろうと
思います。

だから、彼女の大成功の裏では、
尊敬する父と愛する夫からの
束縛や裏切りなどたくさんの問題を
抱えながら、大成功を収めた彼女も
不安や絶望感を取り除くことが
大変な苦悩だったのだと思います。
人の幸せって一体何だろう?と
考えさせられました。

でもアレサの信仰心と自身がしっかりと
自分に向き合うことを諦めずにいたので、
多くの問題を乗り越え、さらに
高いところへに登りつめることができ、
そんな彼女だからこそ
魂の叫びを込めた歌声が、
世界中を感動と興奮で
包み込んでいったのだと思います。

私はアレサフランクリンと言うシンガーを
ほとんど知らなかったのですが映画では
『あの曲も!この曲も
アレサの曲だったのか!』と驚きました。
中でも『シンク!』と言う曲は
映画『ブルースブラザーズ』の中に
アレサ本人が初映画出演で出ており、
この映画は以前観ていたので、
あのシーンで歌っていたのがアレサだったの!と
繋がって、
もう1度ブルースブラザーズも観ようと
思いました。

最後に、主演を務めた
ジェニファー・ハドソンは
アレサ自身がジェニファー・ハドソンに
演じてほしいと生前から
リクエストしていたそうですが、
それもそのはず!力強く飛び抜けた歌唱は
限界を知らない歌声なんです。
私は自然と拍手しかけて
抑えていたほどです。
彼女が歌うアレサのヒット曲の数々は
全て圧巻の歌唱力で感動します❣️
また映画館の大音量!
フルサウンドでの鑑賞も
この映画にぴったりなので
音楽好きだったらなおさら
一見の価値がある映画だと思いました。
上映は日比谷シャンテにて
2022年1月6日まで

この映画を観てもっとアレサフランクリンの
曲を聴きたいと思い
早速アルバムやドキュメンタリーDVDを
購入しました。アレサフランクリンは
たくさんのアルバムを出してるので迷いましたが
まずはこちらから
心を揺さぶる愛と祈りの讃歌。
1972年1月13,14日L.A.の
ニュー・テンプル・
ミッショナリー・バプティスト教会での
伝説ともなっているこのLIVEの完全収録CD

これから少しずつ増やしていこうと思います。

今日も最後までお付き合い頂き
ありがとうございました😊