SNSで意見を言うことが全てだとは
思っていません。
あなたも発信してと言っているつもりも
ありません。
発信することが良い、発信しないから悪い
と言うことでもない。
目を向けるべきところはそこではないからです。
世界中の多くの人たちが
利用してるこのSNSで一庶民である私の発信が
もしかしたら誰かの心に止まり
理不尽な差別で当たり前の権利を
主張することもできない現状が先進国で平然と
行われていることを少しでも考えるきっかけに
なってもらえたらと思っているからです。
もし、よくわからないから発言を控えておこうと
思ってる人がいるなら理解しようと思う
キッカケになってくれたらと思うのです。
そしてこの人種差別の問題は
他人事ではなく身近な私たちの周りにも
沢山あると思うからです。
人種差別は
人を見た目や民族や国籍の違いなどで
区別して特定の人に対して
嫌がらせをしたり差別をする事です。
そしてこれは私たちの身近なところでも
あることです。
もちろん黒人の人種差別とは
比べることはできないのだけど、
差別の根源としては同じだと思っています。
私が10歳くらいの時、同級生のお兄さんに
【合いの子 】と言われた事が何度かありました。
私は日本人ですがどこかの国のミックスに
見えたからでしょう。
これは私が中1の時の先輩にも
言われたのを覚えています。
心の奥底がえぐられるような
孤独感のような寂しい感覚を
今も覚えています。
中1の時に2週間アメリカのフィラデルフィアの
学生寮に滞在した時は
コインランドリーで
イエローモンキーと同じ洗濯機は
使いたくないと言われたこともありました。
また大人になってからは
前述のようなわかりやすい言葉の差別ではなく
目に見えない密かな差別、
仲間はずれのような感覚にも
遭った事が何度かあります。
それはもしかすると
声や話し方、見た目、考え方の違い、
あるいは妬み、とにかく気に入らない
というような理由からなのかは
わかりませんが、
一緒に居ても孤独感を感じてしまう
体験があります。
気のせいとか、きっと違うとか前向きに考えても
相手の接し方から孤独感を感じてしまう。
このような簡単に仲間はずれ的な
見えない差別をする人は
悲しいけどこの社会にはいます。
人間なら誰でも持っているものなのでしょうか?
でもこれは無意識でも、悪気がなくても
人種差別と同じ事だと思います。
そして恐ろしいのは、
差別はいけない事だとわかっているのに
沢山の人が集まる集合体になると
不思議なもので差別意識が強まり
人を傷つけやすくなってしまう事です。
1人1人はとても良い人なのに。
こんな風に差別意識が生まれないために
人として何ができることなのかなと考えると、
「知る」
という事が大切なんじゃないかなと思うんです。
「知る」ことは「理解する」こと
「理解」することは「認める」」ことに
繋がるのではないでしょうか?
相手に偏見を抱かず知ろうとする
人種差別の根源にはまだまだ
深い果てしない問題もあります。
私はアフリカ系アメリカンの方達の
生き辛さを本当に理解する事は出来ません。
何故なら私はアメリカで黒人の人として
迫害を受けてきた経験がないからです。
でも差別を知ることは出来ます。
国の違いも、肌の色の違いも
老若男女、地位のある人
強い人、弱い人
バックグラウンドがある人、無い人
全ての人の
1人1人の豊かな個性と
当たり前のことを主張できる権利が
もっともっと
尊重される世界になり
差別意識を受けて孤独を感じる人が
1人でも増えない事を願っています。
世界中のたくさんの著名人、日本では
私が存じ上げておりますのは
渡辺直美さん、青山テルマさん、長谷川潤さん
そして無名の人も今立ち上がり
当たり前の人権を尊重することに
このSNSのツールを使い
力を注ぐ動きが起きています。
これによって
今回ジョージさんに暴行を加え殺害した
白人警官は早々に殺人罪で逮捕されました。
今までの歴史の中では加害者である白人が
正当防衛を理由に無罪、不起訴
がほとんどだったことを考えると
少しずつ前進しているのではないでしょうか。
だから私も一庶民として
発言をさせて頂きました。
最後まで読んでくださり
本当にありがとうございました。