コロナの待機期間中、長男と2人で引きこもってた生活のことが思い出されました。
長男のことは大好きなんですけど、24時間ずっと一緒となると、それなりのストレスがあります。
自閉症ならではの何度となく繰り返される確認行為に付き合わされたり、長男の思いと違った行動を取ってしまうと他害行為に発展したり、器物破損など…。
当時は完全不登校、福祉サービス拒否で何の支援も受けることができませんでした。
市役所や相談支援専門員に相談しても中々具体的な支援には繋がらない状況。
このまま死ぬまで引きこもり生活が続くのかと思うと、生きる意味をも考えてしまう瞬間がありました。
介護疲れの事件のニュースが流れると、自分もそうなってしまったらどうしようとも思いました。
繋がらない支援に「心中でもするしかないですね」と言ってしまったこともあります(今は反省してます…そして、今は職業柄、相談者によく言われます)。
社会から孤立することで孤独を感じました。
今回も待機期間中は外出できず、社会から切り離されたような気持ちになりました。
そんな中で、先日ゲートキーパー養成講座に参加したことを思い出しました。
ゲートキーパーとは、簡単に説明すると、命の門番とも言われており、悩んでる人(自殺のリスクのある人)に寄り添い、関わりを通して、孤独・孤立を防ぎ、支援する人のことです。
講義の中で言われたのは、自殺のほとんどは衝動的であるとのこと。また、アルコールを飲んでいることが多く、正常な状態ではない人が多いとのお話でした。
もし誰かと話していたら、誰かが話を聴いてくれていたら、思いとどまる可能性も高いそうです。
この待機期間中を通して、社会から孤立することの辛さを抱えてる人たちへ、気づき、声をかけることができる人でありたいなと思いました。
待機期間中に職場の人からの連絡はすごく嬉しかったです。
ブログの中でのコメントも嬉しく思います。
やっぱり人って、社会とのつながり、人との関わりが大切だなとあらためて思いました。
長くなりましたが、読んで頂きありがとうございます。