音響のプロ、さいぱんださんから
「I seek/Daylight」の初回限定盤①の感想が届きましたのでご紹介します。
さいぱんださんの感想は、プロの方とは言え
素人にもとっても分かり易く表現されているので、非常に読みやすいです。
今回、曲は「I seek」のみと、そのMVとメイキングの内容になってます。
とても興味深いので、ぜひぜひ目を通して見てください。o(^-^)o
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【初回限定盤①】
「I seek」：
キャッチーでディスコティックなパーティーチューンですが、落ち着いている大人っぽいメロディーラインが曲に哀愁を漂わせていて、３４歳独身男性の遅すぎる初恋、今まで経験した事がない感情や出来事に七転八倒する鮫島零治のキャラクターとドラマの世界観を忠実に表現していると思います。
イントロ部分のエレキギターとシンセが「これから何かが起こりそう」な予感をさせ、それから華やかなホーンセクションとストリングスが加わるのが恋愛のワクワクを表現していて良いですね。ストリングスの疾走感溢れる部分が「ターゲット、フルスピード、トゥーマンス」を信条とする鮫島ホテルズ社長：鮫島零治を表現しているのかなと思いました。
サビの部分でリズムが切り替わる部分がありますが、恋愛の難しさ（＝独りよがりではどうにもならない、相手あってこそ恋愛は成立するという事）、相手を想うあまりに空回ったり、一筋縄ではいかない、四苦八苦する事を表現しているのかなと思いました。
２番Aメロのエレキギターは、片想いでモヤモヤする気持ちを表現しているのかなと思いました。要所要所にタンバリンが入っていますが、曲のアクセントとして入れてあるだけでなく、恋愛が片想い→両想いに展開する流れや恋愛を経験する事で人として成長する過程も表現しているのかなと思いました。間奏部分のストリングス×シンセ×ホーンセクションの掛け合いが片想いで一喜一憂するスリリングさを表現していると思います。
間奏明けの大野くんのソロですが、ここが一番の見せ所だと思います。バックに入っているシンセとクラップが「恋愛の楽しさやキラキラ感」を表現していて、大野くんの歌声とマッチしているなと思います。歌詞に「新しい光」、「新しい風」とあるので、アレンジャーの石塚さんは、大野くん主演ドラマという事でここをあえて難しくしたのかなと思いましたし、結果として、シンガー：大野智のワンランク上のチャレンジになったと思います。メロディーそのものが難しいだけでなく、ピッチが大野くんの音域では低めなので、本来歌いづらいとは思いますが、よく歌い切ったなぁと思いました。
大野くんソロのメロディーとエンディングの嵐さんユニゾン「パパラパラパラ～♪」部分のメロディーが音が取りにくくてとても難しいのですが、あえて伴奏とズラした音程になっているのは、鮫島零治の「本人は自分の事をいたって普通だと思っているけれども、周りから見るとワンマンでちょっと風変わりな人」という性格を表現したかったからかなと思いました。
「MVとメイキング」：
大野くんがCDをコンポに入れる→５人が思い思いにリラックスしていた→曲に合わせて５人がそのうち踊りだす→月を見ながら想いにふける大野くんが曲が終了後、カーテンを閉める。という一連の流れがストーリー仕立てになっていて、面白い構成だなと思いました。
前作「愛を叫べ」で５人が憧れのマドンナの結婚式に出席後、２次会のパーティーも終わって、その後に５人だけで残って後片付けのはずが、自然と３次会に突入してしまった(笑)というシチュエーションなのかなと思いました。
メイキングですが、曲のどのタイミングで、何拍目で、どういう動きをするのか、目線はどこに置くのか、仕草の細かいところまできっちりこだわって作っているMVだなぁと思いました。嵐さんと制作スタッフが確認し合いながら一つ一つのシーンを撮るところや、セットかと思いきや本物の家を借り切ってMVを撮っていたので居場所に苦労していた部分（松本くん、教えて頂きありがとうございます。）、５人がそれぞれのパートを見届けている部分等、前作よりも短めの時間ですが、制作過程を垣間見る事が出来て良かったです。
待ち時間中の嵐さんたちの過ごし方が面白かったです(笑)。総武線コンビの風船でバスケットゴールを狙ったり、天然コンビはフルーツをたらふく食べ、その後の大野くんは釣り雑誌に夢中(笑)、大宮コンビのクロースアップマジックは凄かったです。二宮くんの手元を何度見ても、どうやってやっているのか分かりませんでした(苦笑)。
ラストカットの大野くんソロ部分をきっちり見せて頂き、ありがとうございます。（オープニングのシーンも入っていれば言う事なしだったので、そこだけ残念ですが。）あのシーンは、５人の収録が終了後、お残りで撮っていたのですね。大野くん、どことなく寂しそうな待ち時間でしたが(笑)、本番になると、シーンに「すっ」と入っていって一発OKは流石だなぁと思いました。終了後、２階に上がって、バイバイするシーンがキュートでした♪
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さいぱんださん、いつもながら有難うございました♪
イントロの部分は確かに、これから何かが起こりそうなアレンジになってますね。
言われてみて、うんうんと頷く事が本当に多いです。
智のソロの部分、はじめ聴いた時はイマイチ理解できなかったというか
どうしてこんなに低めなのかな？
智の伸びやかな歌声が生かされてないんじゃないか？と
正直言ってう～～ん（－"－）って感じてたんですが
ワンランク上の実はとっても難しいメロディーなんですね。
それを歌い上げた智は、やっぱり流石ですね～
すご～～く安心しました。
私はまだCD自体が手元に無いので曲全体を聞けていないのですが
来週早々には届くはずなので、この感想を読みながらまた聴いてみたいと思います。
初回限定盤②（DaylightとMV）の方はまた後日届きましたらアップしますね。
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