6月のひめ神カレンダーは、くしなだひめさま

６月になりましたね

雨の日のお散歩を楽しんでくれていた頃…♡

毎月恒例！

ひめ神カレンダーのご紹介。

（といっても先月は更新が遅くなったので

今月は早めに…！！）

６月におでましのひめ神さまは

くしなだひめさま。

  くしなだひめとスサノオ

くしなだひめさまは

日本神話のヤマタノオロチ退治の場面で

登場するひめ神さまで

スサノオの妻。

くしなだひめは知らないけれど

ヤマタノオロチ退治のお話なら知っている！

という方もいらっしゃるのでは？

ヤマタノオロチの生贄になるところだった

くしなだひめ。

高天原を追放されたスサノオが

偶然通りかかり、

ヤマタノオロチを退治！

実はくしなだひめは

この戦いの最中、家で静かに待っていたわけではなく

櫛に姿をかえて、スサノオの髪にさして

その戦いに一緒に行っていました。

日本神話は男女が協力して

困難や問題を乗り越えていくお話なので

男神がひめ神を救い出してハッピーエンド！

という進み方ではないのです。

くしなだひめは決して

悲劇のヒロインではありません。

ここでは和のひめの力を発揮しています。

  甘える力

ところで

スサノオはなぜ高天原を追放されたのか。

スサノオって

この後は戦いに勝ってくしなだひめを救い

立派な宮殿も立て、

日本初の和歌を詠むくらい英雄ですが、

高天原ではとんでもなく幼稚な男神でした。

各地の神社で祀られているスサノオさまですが

スサノオさまだって成長して

立派な神さまになられたわけです。

荒ぶる力をコントロールできず

感情の赴くままに行動していたスサノオの

真の力を引き出したのは

くしなだひめの和のひめの力

甘える力。

甘える…

苦手だわぁ～(^^;

という女性の多いこと！！笑

みなさま、ほんっとよく頑張ってる！！

ですが、
自分が頑張らなくてもいいことって

ありますよね＾＾

頼る、お願いするくらいなら

自分でやった方が早い！

気が楽！！

はい、それもわかります。笑

ですが、そこじゃない。

女性に限らず、人が自分でできることって

限られていると思うのです。

何でもできちゃうたくましい方も

いらっしゃいますが、

それでもどうにもならないこともある。

どうにかしようとするから

苦しくなる。

努力が足りない、

わたしがやらなきゃ…って。

でも、落ち着いて考えて見たら

わたしがコントロールできることなんて

そんなに沢山はないのです。

なんとかなるなる♪

なんとかするのは自分ではない。

たまには、

なにかに、誰かに委ねてみる。

良くなる流れを信じてみる。

心底、信じられることは強さです。

  他者の持つすばらしさを伝えられる力

弱さを認める。

あきらめるとは

明らかにする、とも言いますね。

だからこそ、

誰かに何かに助けてもらていることに

気付けるし、感謝もできる。

くしなだひめの弱さって

実はできないことを認め、

できる人（流れ）を信じ切れる強さでもあります。

くしなだひめについては

ひめ神さまシリーズにも書きました。

また違った視点から書いていますので

ご興味ありましたらどうぞ。

↓

『ひめ神さまシリーズ⑥⑦1300年以上前からタイプがある』

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ありがとうございました。