海上の納涼俳句大会に参加した。
事前の投句のお題は「喜雨」と「蛍」。
それぞれ、1点と2点。
当日の席題は「洗ひ髪」と「月見草」で、それぞれ一句づつ投句する。
9時30分に海上公民館に到着後、早速句作り。
下の画像の黒板に貼ってあるのは点取り表。地区の代表の選者10名が20句を並選、1句特選で選び、事前投句の獲得点との合計で順位が決まる。
38名が参加。
というわけで11時までに投句。
月見草とくれば夢二の取り合わせだけはすまいと
「海近き家に暮らせり月見草」
洗い髪は
「洗ひ髪シャンプー花の香りして」
を取り急ぎ作る。
昼、用意してくれたお弁当をいただき、午後1時から選句の披講が行われる。
高得点句。
「夢二碑に届く潮騒月見草」10点
案の定夢二は強い。特選に二人も入れている。この類想類句を出したり選句してはだめなのだが、選者曰く全59句から21句選では入れざるを得ないと。形はできているから俳句になっていない句を取るよりはいいというわけだ。
「月見草波音荒き日なりけり」10点
こちらのほうがいいかな。季語は動くかも。
同じ会の人が
「潮の香の届く賤の家月見草」10点
さすがベテラン、類句を賤の家(しずのや)として技あり。
拙句も
「海近き家に暮らせり月見草」8点
海近きで言外に潮の香も潮騒も届くと匂わせたが、いかんせん情景描写が足りず8点どまり。
「洗い髪匂はせ妻の一日終ふ」10点
「夕暮れはひと日の匂ひ髪洗ふ」10点
「髪洗い母への不幸悔いており」9点
洗い髪、髪洗いは文語では洗ひ髪、髪洗ひ、となるがこんな初歩的なミスがあっても点は入る。
選者はやさしいし、これをとらないと取る句がなくなるのでやもう得ず取る。
「洗ひ髪星の光の滴れり」6点
が自分としては特選句です。
さてお楽しみの順位はというと事前が3点としょぼかったが、席題は10点獲得で20位に滑り込んだ。20位まで賞品が出るという幸運。
賞品は量は違えどもすべて特産の「しらす」。津波で取れなくなっていたものが今年から以前の半分まで水揚げが戻り、復興支援ということだそうだ。
↓いただいたお土産。お菓子の一部も津波で被害をうけた和菓子屋さんのものとか。

