こんにちは。

およみくださりありがとうございます。

 

 

今日も読書会の備忘録から↓

 

岩田静治先生の行動科学研究所はこちら↓

 

 

今回のあらすじ

 

 

この世を去ったフレッチャー

そのことを知った群れは狼狽し悲しんだ

 

天に至るストーリーを作り出し

記念碑を作り奉る

 

そうして偉大なかもめたちの偉業を

語り継ぐことに注力していったかもめたちは

 

やがて、必要最低限でしか

飛ぶことをしなくなった。

 

 

形骸化した儀式、飛行についての重々しい言葉

石を積んで石塚を作り

どれだけ大きな枝を石塚に持って行くかが

信仰のシンボルとなった。

 

 

ただその中でも思考力のあるかもめたちは

そのことについて考えるようになった

アンソニーもその中の一羽だった。

 

 

生きることの奇跡を問うても答えに至らない

むなしい教義に答えが見つからないとわかったら

自分の意志で飛ぶことを再び始めだした。

 

 

自分に正直に飛びたいから飛びながら

 

意味も喜びもなく生きるなら

生きることが無益、無意味であるならば

いっそのこと海に向かって急降下して

おぼれ死ぬことが答えではないか・・・

 

そう思いながら猛スピードで海に向かっていると

一羽のかもめと出会う

 

 

楽しそうにただただ美しい飛行をするかめもをみて

一瞬で魅了され、生まれてきて初めて

イキイキした感覚を覚えた。

 

 

ただ楽しいから、美しいから飛んでるだけだよ

 

 

こんな風に飛んでみたい?

尋ねられて返事をしたアンソニー

 

 

アンソニーが出会ったのは

ジョナサンだった。

 

 

 

---

 

 

それぞれの第三フェーズ
これが第三フェーズはない

第三フェーズで飛ぶから遠くまで行ける
鳥のV字飛行も同じ

最近、若者層でレコードが流行ってる
レコードとCDって

収録されている音域が違う


カットされていない自分に出会える
聞こえない音域も自らの中に内蔵してる
 

それを聞こえなくしてるのも自分
その聞こえなかった音域を感じて


どんなストーリーを描く?
とても勇気がいることだけど
自分が選択してやること
そうすることで地球が変わる


核戦争、殺し合い、ITからの侵略も同じ

 

深めて広まる
 

古くもある新しくもある感性

このパラドクス
なつかしさが必要になる

細胞レベルで、私達は全て知ってる


第三フェーズのキーワード
待たずに、自らが動く

点が線になっていることを「気づく」
それぞれのストーリーがある


行動するとわかるのは
世界は私のためにまわってるのか?と思うくらい
線やつながりに感謝が生まれる



真意からずれても

それが物語れ始めると
それが真実になっていく
これは現代にも言えること


イエスはこの世界をみたら

どう感じるのか?



都合のいいように作り上げるのが人間
聖なるものを作り上げるのは

古今東西、老若男女問わず

共通するところ



でももう一つDNAがある

古事記や万葉集を見ていると
もうひとつの物語の見方もある

 


「成り出でる」=ブクブクとでてくる

成り出でるとは

自ら湧き出て、自己組織すること



でっちあげる欲求と
自分の意図とは関係なく
成り出でるはでき上がってくる感覚
この二つの傾向がある


でっちあげるのもいいけど

これだと傲慢、独りよがりになる

成り出でるは、自分の引用じゃない


そして「美しさ」もキーワード
生きてることは美しい
皆で生きることは美しい
考えること、

学ぶとは?答えを欲しがらない
答えはない


分からなくておめでとう

そこからの始まり
そこから考える行為が始まる


考える行為に答えはない
こういうことになりうる?

なり得ないかな?
 

それがリアリティになったときに
経済、人間のつながり、健康、
このファクターは楽しく美しくなる



究極的には私たちの記憶に全て入っている
その記憶を引き出すこと
思い出す、想起すること

やったこと、生きたことが
刻まれてメモリーになって残る

体が灰になっても
メモリーとしてずっと残る

時には未完の過去になり
受け継いだ人が

先祖の過去も生きたりする


考えない人は答えを欲しがる
考えることで始まる


かもめは考えて飛ぶことを選んだ
人間にしたら生きることがそうなんじゃないかな

 

 

 



 

 

盛りだくさんな展開で

かもめのジョナサン、完成版読了。

 

 

 

考えずに、行動することも止めて

誰かを崇拝してしまったとき

成長とか全てが止まってしまうのかな。

 

 

好きなことをするにしても

独りよがりではいけないし

 

でも、人のためだけに行動してもいけない

 

それをしながら

自分も満たして他者を満たす

それが人生で

そうすることでみんなが成長する

 

そういった話だったのかな。

 

 

静治先生がおしゃっていた

私達は先祖の未完の過去(トラウマ)も

引き受けて生きているということも話しておられて。

 

 

母から先祖の話を聞いていても

こういう経験から家庭ではこう教えてもらった

 

祖父母の経験から

こう育ったという話を聞くと

 

経験や未完の過去は

連綿と受け継がれるものだと

まざまざと思っていたところだった。

 

そこを活かすも殺すも

完了させるのも

いま、地球上で生きる私の選択

 

 

へそで繋がってきた家族たちのDNAは

確実に私の体に生きている。

 

 

だからこそ

私が考えて感じてからだで行動することが

先祖供養になるのかなーと思った。

 

 

こういうことってやっぱり

世代や、国を越えた共通の思いなんでしょうね。

 

 

 

いやー、長かった読書会のメモ笑

長かった、やっと終わった笑