座敷童子が出た、杉並区のアパートを引っ越して、しばらくして、茨城県の実家に帰ってきた私は、働きだしたものの、座敷童子を見た時のような収入は得られず、むしろ困窮して行きました。
そういえば、座敷童子が出て行ったお家は、急に落ちぶれてしまうという言い伝えがありますが、私の場合、私が座敷童子を置いて出て行ってしまったのですが、出て行かれたのと同じように、すっかり貧乏になり、その上、借金まで背負いました。
金銭的に辛い状態は、三年から四年続きました。
そんなある時、また奇跡が起こったのです。私は、どうにか金運を上げたくて、金運アップに効果のある神社を探しました。そして、宝くじが当たると噂の、茨城県下妻市にある大宝八幡宮という神社にお参りに行ったのです。同じ茨城県内でも遠方で、片道二時間近くかけて頑張ってお参りしました。
その効果があったのか、お参りしてしばらくしてから、夢の中に、金色の家が出てきました。そして、私は夢の中で、「座敷童のいる家だ!」とその家の玄関を開けたら、家が黄金に光りました。その夢の中では、座敷童子の姿は見れなかったものの、私は確かに金運の上がった手ごたえを感じました。少しずつではありますが、お金も入ってくるようになりました。
それからまた大宝八幡宮に訪ねてしばらくすると、今度は夢の中で座敷童子の姿を見ることができました。あれから何度も参拝させてもらっていますが、定期的に、座敷童子は夢の中に出てきてくれます。その後は、決まって、お金が入ってきたり、美味しい食べ物をご馳走になったり、欲しいものが手に入ったりしました。
こうして再び私は、座敷童子との縁を繋ぐことが出来たのです。私はこの縁を一生大事にしていこうと決めました。