京都の中心に位置し、シンボル的存在でもある「京都御苑」
京都御所は桓武天皇が794年に平安京に都を移し、1331年光厳天皇がここで即位されて
以降,1869年に明治天皇が東京に移られるまでの約500年間,天皇のお住まいとして
使用されました。
京都御苑内の東側に位置する仙洞・大宮御所は参観ツアーを実施しています。
オンラインで申し込みし、参観しました。
参観はナビゲーターと一緒に回るツアー形式です。
当日空きがあれば現地で申し込みすることもできます。
参観入口を入ると大宮御所の御車寄に。
現在も天皇皇后両陛下が入洛された際の御宿泊所として用いられています。
お庭には紅梅、白梅、竹林、松が植樹され「松竹梅の庭」とも言われています。
その先にある北池。庭園全体は池泉回遊式庭園になっていて、池のまわりを散策しながら
鬱蒼とした屋根を設えた八つ橋。
屋根は藤棚になっていて、5月頃は藤の花が咲き乱れ綺麗だそうです。
池の中心にかかる紅葉橋の先に、さらに広大な池が広がった南池。
北池、南池がつながった状態になります。
庭園の南側に北面している醒花亭。
柿葺で数寄屋造りの茶亭。中国・唐の詩人 李白の詩に由来。
裏千家ともゆかりの深かった近衛家から献上された茶室「又新亭」
建築様式は裏千家茶室「又隠」を模したものと言われています。
広大に広がる池と緑に癒されました。
紅葉や桜の季節は特におすすめだそうです。
でも予約ですぐに埋まるそう・・・
次は紅葉シーズンに参観したいです。