こんにちは、カウンセラーYUKOです。
さて今日は「見えないもの」のお話。
私たちは、信じたいものを信じる。
いや、私は、信じたいものを信じてきた。
目に見えない世界があると信じていたのに、
若いころの私は「こころ」という、
目に見えないものの扱い方がわからなかった。
ただ一生懸命に動きさえすればいい。
頑張っている自分は悪くない。
そう思っていた。
調子が悪くなると、誰かのせいにした。
そして、その“誰か”（親とか当時の上司とか！）が
どれほど自分を想ってくれていたかを、
想像する力もないほど、幼かった。
人間関係も壊したし、
自分の心も何度も壊してきた。
私はご先祖様を信じているくせに、
命がつながれてきた自分の生きる力を、
信じられていなかったんだと思う。
「天にあるもの“は”すごい（私は無力）」
…そんなふうに。
でも、敬う気持ちはあれど、
自分を下に下げる必要なんて、どこにもなかったんだ。
仕事をしていると、数字に追われる人も多い。
でも、数字「だけ」で自分の価値をはかろうとすると、
必ず心のバランスがくずれる。
自分も苦しくなるし、
親しい人と「素の自分」でつながることが、だんだん難しくなっていく。
サポートさせて頂いている、働く超自立女性の皆さんも
いつかの私のように、
仕事では結果を出しているのに
心の奥では「このままでいいのかな」と揺れている。
そんな彼女たちが、自分の内側を取り戻していく姿を、私は何度も見てきた。
そして最近、男友達からも、
「初めて仕事抜きで想ってくれる友達だよ」と言われた。
肩書きや成果を外したところでつながれる関係は、心の栄養になるのだ。
自分の素を見せるって、時に怖いかもしれない。
やわらかい「こころ」を見せることになるから。
それでも私は、その弱さもふくめた本音の「こころ」を見せあえる関係性が持てる人とだけ、付き合っていくと決めている。それは仕事でも。
私と付き合うメリットだけで近づかれても、つまらない。
そういう人は、どれほど著名人でも、お付き合いをお断りしてきた。
仕事を一緒にしてみても、結果的にそういう人だと分かったころには、やっぱりすれ違って関係は終わってきた。
だから私は、今日も目に見えない「きもち」を一番大切にして、自分を生きる。
そういう美学が、揺れた時に自分を取り戻す軸となると思う。
あなたも、あなたの命を思いっきり生きられますように！
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