『社会学の歴史』(奥井 智之)
こちらの本の冒頭に、
読書は、書き手あるいは作り手と読み手の間の
一つのコミュニケーションの過程である。
その際、書き手あるいは作り手が故人であることは、
このコミュニケーションの回路を遮断するものではない。
それは書物が、知識ないしは情報の記憶装置であるからである。
あとは読み手が、それをどう生かすかということにかかっている。
という言葉がありました。
ひとことで言えば、読解力ということになるのでしょうが、
本を読みこなし、メッセージを受け取る力を身に着ければ、
実際に話せないような人達とも対話ができる訳で、
それって、本当に自分の可能性を広げてくれることだと思うんですよね。
論理的に読み解くチカラと、
豊かに感じ取るチカラ、
その両方を伸ばしてあげられるような、
国語の先生になりたいと思います!