都心から電車で約1時間半、日常の喧騒から離れて辿り着いた先は、東京都でありながら深谷幽谷の趣を感じられる御岳山。
日帰りで訪れる登山客も多くいるようですが、せっかくなら一泊してもう少し自然に触れたいところ。
ハイキングの疲れを癒すべく、私たち家族は御岳山から車でわずか15分ほどのところに位置する温泉旅館、「東京青梅石神温泉 清流の宿 おくたま路」に宿泊しました。
その名の通り、多摩川の清流のせせらぎが静かに聴こえる客室。
多摩川沿いに佇む大浴場の窓を開けると、赤や黄色に色づいた木々が一望できました。
思いがけず温泉に浸かりながら紅葉狩りができました。なんとも贅沢!
浴衣は好きな柄を選べます。
貴重な親子ツーショット。
少女の心を持つ私の母は、予想通りピンクの浴衣を選びました。
先付
蟹と菊花 どんぶり和え
前菜
季節の彩り
造里
奥多摩山女魚と季節の鮮魚
台の物
牛肉陶板焼き
などなど、写真は撮りきれませんでしたが、見た目も美しく、心もお腹も満たしてくれるコース。
日本酒の利き酒セットで旅先でも父と晩酌。すっかりほろ酔い気分。
ご馳走様でした。
翌日もお天気に恵まれて、行楽日和。
朝食は和定食。
卵や納豆がお代わり自由なのも嬉しいサービス。
ちょうど母の誕生日と重なったので、お祝いも兼ねてちょっとしたサプライズを。
自宅で家族団欒もいいけれど、場所を変えてじっくり語れる機会を作るのもなかなか良いものです。
普段は恥ずかしくてなかなか素直に伝えられないけれど、いつもありがとう。
どうかいつまでも長生きしてね。
御岳山。
かねてから気になっていた観光地の一つだったので、この機会に両親と一緒に来られて本当に嬉しかったです。
素敵な機会をありがとうございました。