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遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。

皆さんはどこで誰とどのように2017年を迎えましたか?

 

私は予告通り、今年のニューイヤーズイブ(以下NYE)は、タイのパタヤで過ごしました。

 

なぜなら、世界一とも言われるニューイヤーの花火や爆竹を、なんとか死ぬまでにひと目見たくて、中国上海から空路で、さらにタイのバンコクから陸路で、駆け込みでパタヤビーチにやって来ました。

 

 

 
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タイの中心地バンコクから車で2〜3時間。
実はパタヤはフォトグラファーの千尋を連れて、つい半年前にも来たばかり。
バンコクほど都会かぶれしていないけれど、近年は大型ショッピングモールやホテル群が続々とオープンしていて、観光客で通年盛り上がっています。
 
 


1週間前にクリスマスは終わったものの、2月くらいまでは引っ張る様子。
クリスマスの翌日に早々と撤収作業する日本とは大違い。
さすが微笑みの国、タイランド。
 
 
 
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12月31日の夕方、雲行きは怪しくなってきましたが、私たちが宿泊していたSiam@Siam Design Hotel Pattayaのルーフトップバーには、カウントダウンパーティーの用意が続々とされていました。
 
 
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パタヤのビーチも、街並みも、360°パノラマで見下ろせます。
花火だってここからなら間違いなく優雅に独り占めできるに違いない!
そんな期待を寄せながら、夜の歓楽街に繰り出しました。
 
 
 
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2016年最後の晩餐は、Ruen Thaiにて。
食事しながらタイの伝統舞踊のショーが鑑賞できるので、観光客にも人気があります。
 
 
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そしていよいよ23時半を過ぎて、まもなくカウントダウンが始まるという頃、ビーチには続々と人が集まって来ました。
ビーチにレジャーシートを敷いてお酒を飲み交わす人、ギターを弾き語る若者などなど。
 
時計をチラチラ見ながら、遠くに見える「PATTAYA」のサインの上空にたくさんの花火が打ち上がるのをイメージしていました。刻々と迫るにつれ、期待で胸が高鳴ります。
 
 
「3、2、1・・・・・」
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「・・・・・」
 
ところが、ここで予期せぬ出来事が起こりました。
0時をまわり、2017年を迎えたにも関わらず、期待していた打ち上げ花火どころか爆竹さえ見当たりません。
チーン。
おそらく例年の花火を期待していたであろう観光客が、有志で個人的に花火を上げている姿がチラホラ。
 
 
 
ちなみに例年はこんな感じ、らしい・・・。
これはわざわざ見に行く価値がありますよね。
 
 
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それもそのはず。

2016年10月、タイのプミポン国王が御年88歳にしてお亡くなりになられたのです。

国民から愛された王様の死去。これを受けて、タイの政府機関をはじめ、全土が一年間の喪に服すと発表しています。

在位期間はなんと70年間にも及び、存命する世界の君主の中で最長だという。

 

そんな時に、さすがに花火どころの騒ぎじゃないよね、不謹慎だよね。

 

私はタイには20回近く来ているし、もちろんタイ国民の王様愛は何度も目にしてきた。タイのことを知り尽くしていた気になっていたけれど、実は何も知らなかったんだな、って痛感しました。

 
 
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途方に暮れるような想いで、ホテルに戻ると、ルーフトップバーではパーティーもお開きになって、人もまばらに。
パタヤの街を見下ろせば、相変わらずネオンが眩しく光っていて、ちょっとダサめのタイポップが遠くに聴こえてきました。

 
 
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ちょっと期待はずれの冴えない幕開けでしたが、これもまたいつか良き思い出として笑える日が来るでしょう。そしてまたいつかのニューイヤーズイブには、ここパタヤまでリベンジしに来るでしょう。
 
 
 
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山あり谷あり、荒波に揉まれたり、思い通りにいかないことも時にあるでしょう。
それもまた旅だから。
旅は人生のようであり、また人生は旅のようなものである。
 
今年もたくさん旅に出ましょう!
そこに必ず何かしらの発見と学びがあるはずだから。
 

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誕生日に前述した通り、去年は挫折を多く味わいましたが、今年はいろんな意味で変化の年になるはず。変化を恐れずに、立ち向かう強さと、順応出来る器量を備えて臨みたいと思います。
 
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
P.S. 今年も粋な年賀状をありがとうございました♡
 
2017.1.1 渡辺由布子