神津島(こうづしま)は、数々のパワースポットで溢れているのをご存知でしょうか?
その昔、神々によって伊豆諸島がつくられ、島々の真ん中に位置する神津島に神々が集まり、命の源である水をどのように配分するか会議をしたという伝説が残ることから、その名がつけられたと言われています。
(「神々が集いし島」→「神集島」→「神津島」といった流れですね。)
せっかくなので2日目は、神津島観光協会で配布しているパワースポットマップを頼りに、島にある神社やお寺を中心にパワースポット巡りをすることに!
まず私たち姉妹が訪れたのは、物忌奈命神社。
なんと読むのかしらと思いきや、正解は【ものいみなのみことじんじゃ】だそう!
前浜の魚市場の上に鎮座する物忌奈命様です。
前浜ビーチの前の坂道を登って行くと、神社の鳥居がお目見え、さらに長い急な石段を登って行くと、高台に境内があります。
境内までのアプローチは、木々がアーチをつくり、風が抜けて神聖な空気が漂っていました。
私たちの祖母が住んでいて馴染みのある三島大社で祀られている事代主命(ことしろぬしのみこと)で、神津島の鎮守とされる、味のある神社です。
自然が造り出した不思議な形の木と背中を合わせてストレッチしているよう。
ちょうどイチョウの木々が黄色に色づいてフォトジェニックでした。
高台から望める青い海と、神津島の町並みもまた必見です。
続いて、物忌奈命神社から温泉方面に向かって歩いて行き、えんま洞を参拝しました。
一見見落としてしまいそうになりますが、前浜漁港から臨める、切り立った岩壁の根元にボコッと穴が空いているのがわかります。
高さ3m、奥行き5mの暗がりの洞窟の奥に、5人の神様がいらっしゃいました!
地獄菩薩と、優しく微笑みを浮かべる閻魔像が祀られています。
最後に訪れたのは、龍神様。
正面に物忌奈命神社、天上山の不動池を向く神聖なエネルギーを感じる場所に建っています。
一帯を神木と呼んで、豊漁と漁船の安全を見守っているそう。
そういえば、宿泊した山下旅館も神様が祀られているような気配さえ感じました。
ご縁があって、不思議な力が宿るこの島に導かれた2日間。
たっぷりパワーチャージできました。