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地域の魅力を再発見し、心地よい和にこだわった、モダンで上質な温泉旅館で現代湯治を。

全国にある星野リゾートの界ブランドの中でも、今回は去年11月にグランドオープンしたての「界 鬼怒川」に一泊二日の大人女子旅へ行ってきました。

鬼怒川の渓流に沿った小高い丘。巨岩に苔むす林間の小道に入ると、温泉街の賑わいと一線を画した静けさ。

初夏の鬼怒川渓流で、大自然との一体感を味わう体験。
ラフティングやライン下りなどのアクティビティも充実しています。




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ご当地ならではのおもてなしにこだわるのが「界」シリーズのご当地楽。

ここ栃木には特に、益子焼や黒羽藍染めに代表する、陶磁器や染色、木工家具など、昔から生活の中で育まれ、愛されて来た伝統工芸品がたくさんあります。

界 鬼怒川では、それらの栃木の素朴な民藝をモダンに取り入れているのが魅力です。

繰り返しますが、ここでのキーワードは、
①益子焼(ましこやき)
②黒羽藍染(くろばねあいぞめ)
③鹿沼組子(かぬまくみこ)
④大谷石(おおやいし)






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到着後、一面に広がる新緑を眺めながら、ウェルカムドリンクに特産リンゴジュースをいただきました。
大谷石で敷き詰めれた中庭をぐるりと建物が囲み、木立を肌で感じながら回廊を巡って各所へ行く設計もまた新鮮です。




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夏限定ですが、大浴場へ向かう竹庭の回廊や中庭に、「益子焼」でできた風鈴が設置されています。
風鈴が奏でる涼し気な音色に耳を澄ませるひと時。
湯上がりに、中庭を吹き抜ける爽やかな風とともに、心地よく響きます。



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長旅や遊び疲れた体を、鬼怒川の名湯で癒します。
柔らかな泉質とぬるめのお湯が体にやさしく、時間を忘れてついつい長湯してしまいます。
(特別に浴場を撮影させていただきました。)




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お風呂上がりには、地酒3種を飲み比べしながら、思う存分堪能できます。
調子にのって湯上がりにぐいぐい飲むと一気にまわってしまうので要注意。




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界 鬼怒川の「益子焼」は、作風の異なる4名の作家さんが手掛けたそう。
見た目にもかわいく楽しく、見た目より軽く、使い心地抜群のアイテムが、ライブラリーラウンジに並んでいます。気に入ったものがあればその場で購入も可能です。
(特に水色の食器が大好評で、みんなお土産に買っていました。)



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もう一つ、栃木を代表する伝統工芸品として知られているのが、「鹿沼組子」です。
組子とは、日本間の欄間を飾る贅沢な建具のことで、日本各地に生産地があります。
江戸時代、日光東照宮の修復に全国から優秀な匠が集められ、定住したことから、優れた技術がし鹿沼に継承されてきました。





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そして、気になるお部屋にチェックイン。
栃木の技をモダンにアレンジし、全48室が「とちぎ民藝の間」としてデザインされています。その名の通り、お部屋の至る所に栃木の民芸品が散りばめられています。






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ローベッドとソファを配置した快適な空間からは新緑が望めます。






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客室の建具やベッドライナーとして取り入れられているのは、「黒羽藍染」です。
200年以上の歴史があり、もともとは藍の防虫や耐火の効果を理容師、仕事着を生産して栄えてきたそう。天然の藍色は深く、力のある上品な色です。


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3人旅だったので、一人は布団かなと思いきや、予約人数に応じてベッドを並べてくれました。私達のような女子旅や家族旅行にもまたオススメです。











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環境陶芸家という呼称を持つ藤原陶房さんの作品。
界 鬼怒川では、益子の土と自然油薬でできた愛嬌たっぷりの鬼のキャラクター「元鬼(げんき)」くんがお出迎えしてくれました。





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自然な風合いが魅力の「黒羽藍染」の障子と、夏場は団扇がお部屋に用意されています。
深みのある藍色による濃淡のコントラストで、涼やかに過ごすことができます。

栃木の民芸品を客室のオブジェとして観賞することができるので、隅々まで目を凝らしてチェックしてみて下さい。




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客室のテラスには、「大谷石」が贅沢に敷き詰められています。
栃木県大谷地区のみで採掘され、昔から建築材として多用されているそう。
施設内のエントランスや中庭にも取り入れられているので、そちらも合わせて注目したいところ。






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大浴場以外に、客室露天風呂も楽しめます。
緑豊かな森に囲まれ、木漏れ日を感じながら、最高に贅沢なひと時。

♫いい湯だな~

なんて思わず鼻歌を歌いたくなるような空間。


芽吹きの新緑から、秋になれば赤や黄色に色鮮やかに紅葉する木々が、のびのびと技を伸ばし、折々に変わる木漏れ日を演出してくれることでしょう。

次は紅葉の季節に来たいところ。