芸妓と聞くと、京都のイメージが強いですが、実は熱海にも、明治時代より要人をもてなしてきた芸妓文化が色濃く残っているのをご存知でしょうか？
星野リゾート 界 熱海では、この伝統ある熱海芸妓文化を身近に感じられる、ご当地部屋に宿泊することができます。
ふんわり漂う梅のお香の香り、創業160年の前身の旅館から引き継ぐ着物から作られた几帳、鏡台と日本髪を結う数種の本つげ櫛、本間の投扇興などなど、芸妓にまつわるものを設えています。
季節の草木や花が生けられ、趣のある調度品とモダンな家具が融合しています。
12畳＋次の間8畳の広さで、床の間からは相模湾が一望できます。
さらに、この熱海芸妓の間を予約すると、着付け体験と同時に、芸妓さん直々に手ほどきを受け、所作と踊りを習うことができます。
お部屋にいるだけで、十分に芸妓さん気分を味わえました。
翌朝目覚めと同時に、朝食もお部屋に運んでくれます。
梅ジュース、わさび漬けや海苔の佃煮、鯛土鍋など、熱海の名産を味わえる和朝食でした。
夜は、優雅で艶やかな熱海芸妓の舞に酔い痴れました。
さらには、芸妓さんと一緒に粋なお座敷遊びを体験しました。
扇子を交互に投げて、その落ち方で点数を競うゲームです。
現在もなお、置屋が存在し、200名以上の芸妓たちが、こうして熱海を訪れるお客様を楽しませているというから驚きです。