江戸創業の風情を受け継ぐ和の温泉旅館に対して、国の登録有形文化財にも指定された、クラシカルなルネサンス建築の洋のオーベルジュ。和洋のおもてなしを味わえるのもまた、星野リゾート界 熱海の魅力。
「海辺の太陽の館」を意味する、別館「VILLA DEL SOL(ヴィラ・デル・ソル)」は、その名の通り、降り注ぐ太陽の光と、穏やかな潮風に包まれた、歴史を感じさせる佇まい。
由緒ある歴史的建築物「南葵文庫(なんきぶんこ)」
もとは紀伊徳川家第15代当主である徳川頼倫が、邸内に創設した私設図書館なんだそう。
文庫が閉館後は南葵文庫は、麻布、大磯と、二度の移築を経て、ここ熱海の地に辿り着いたのです。
客室も見学させていただきました。
相模湾を望む全室オーシャンビューの、白で統一されたシンプルなお部屋。
南仏を思わせるテラスからは、初島を眺め、大島を望み、きらめく陽光に包まれます。
たった7室だけのプライベートな空間を保たれていて、オーベルジュを貸し切るブライダルでの利用も人気だそう。1日1組限定、世界に一つだけのスペシャルなウエディングパーティーが創られます。
▼フォークを持つ前にまず写真におさめるブロガーちゃんたち。
大蛤、アワビ、伊勢海老など、その日に獲れた魚介類の中から一番美味しいものを選び、メニューを決めるので、毎度メニューが変わるそう!シェフのひらめきと腕とセンスが光ります。
そして、シェフ自ら契約農家に赴いて採れたての野菜と共に、仕上げてくれます。
伊豆の海の幸に、地元農家の野菜を添えた、ここでしか味わえない一期一会のフレンチとなりました。これだけを食べに来る価値もありそうなお料理でした。
美味しいものを食べに行くための宿、それがオーベルジュ。