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時々登場する、家族の話題です。
今回の主役は父。

少なくとも子供の頃は、自分の父親が還暦を迎える日が来るなんて想像もしていませんでした。(60歳というとどうもおじいちゃんの年齢といった印象が根強いから)
親の年齢を知って、時の経過の早さに驚かされます。

そういうわけで、2月は父の還暦を祝いに里帰りしました。





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会場に選んだのは、明治27年創業の地元老舗酒蔵に隣接した蕎麦割烹「文楽 東蔵
決して埼玉を小馬鹿にしているわけではないけれど、埼玉(しかも上尾!)にもこんな小粋な料亭?があったのかと感動しました。

それもそのはず、あの軽井沢の名店「川上庵」とのコラボレーションで実現したんだそう。(クルミだれ蕎麦が大好物♡)





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開放感溢れる広い店内には、カウンター席とテーブル席、2階にはそれらを見渡せる個室があります。
若くて一生懸命なスタッフが多く、さすがは埼玉!と地元愛が芽生えます。



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まずは酒蔵自慢の日本酒で乾杯。
にごり酒から辛口まで、3種飲み比べセットであれこれ試してみるのがオススメ。
お酒が苦手な人のために、甘酒もありました。



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還暦といえば、赤いちゃんちゃんこ。
この日のために、京都の呉服屋から調達しました。
年甲斐も無く、娘たちに衣装を着せられた酒豪の父は、この時点で既に上機嫌。





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前菜盛り、自家製豆腐、生麩、お造り、煮物、味噌焼き、天ぷらなど、充実のコース料理。




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〆は天ぷらとざる蕎麦を合わせて天ざるスタイルに。
コシがあって細めで上品な麺は、さすが川上庵というだけあって、安定の美味しさ。



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3人兄妹で一番最初に結婚した弟夫婦の間に、いよいよ新しい家族が増えるということもあって、渡辺家は今いっそう幸せいっぱい。
私もついに叔母ちゃんになります。





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しばらく顔を合わせないうちに、知らぬ間に白髪の量も増えて、年老いてしまった父の姿に、時折心を打たれます。

たとえ自分が30代の大の大人になったとしても、親の前では気を遣うこともない、見栄を張ったり、肩肘張らなくていい、時に甘えたくもなる。
いつまで経っても、親の前では子供のままなんです。

定年を迎えてもまだまだ家族のために働く気満々の父を誇りに思うと同時に、あなたの娘として生まれて良かったと今、心から思います。




お父さん、お誕生日おめでとう。
今まで育ててきてくれてありがとう。
どうかいつまでも健康で、長生きしてね。
タバコはやめて、お酒の量は減らしてね。
酔っ払ってお母さんを困らせないでね。
お母さんと仲良くしてね。たまにはデートもしてね。
娘たちはもう大丈夫だから、やりたいことを実現してね。
悔いのない人生を送ってね。
私の花嫁姿を披露できる日を待っていてね。

由布子