時々登場する、家族の話題です。
今回の主役は父。
少なくとも子供の頃は、自分の父親が還暦を迎える日が来るなんて想像もしていませんでした。(60歳というとどうもおじいちゃんの年齢といった印象が根強いから)
親の年齢を知って、時の経過の早さに驚かされます。
そういうわけで、2月は父の還暦を祝いに里帰りしました。
会場に選んだのは、明治27年創業の地元老舗酒蔵に隣接した蕎麦割烹「文楽 東蔵」
決して埼玉を小馬鹿にしているわけではないけれど、埼玉(しかも上尾!)にもこんな小粋な料亭?があったのかと感動しました。
それもそのはず、あの軽井沢の名店「川上庵」とのコラボレーションで実現したんだそう。(クルミだれ蕎麦が大好物♡)
しばらく顔を合わせないうちに、知らぬ間に白髪の量も増えて、年老いてしまった父の姿に、時折心を打たれます。
たとえ自分が30代の大の大人になったとしても、親の前では気を遣うこともない、見栄を張ったり、肩肘張らなくていい、時に甘えたくもなる。
いつまで経っても、親の前では子供のままなんです。
定年を迎えてもまだまだ家族のために働く気満々の父を誇りに思うと同時に、あなたの娘として生まれて良かったと今、心から思います。
お父さん、お誕生日おめでとう。
今まで育ててきてくれてありがとう。
どうかいつまでも健康で、長生きしてね。
タバコはやめて、お酒の量は減らしてね。
酔っ払ってお母さんを困らせないでね。
お母さんと仲良くしてね。たまにはデートもしてね。
娘たちはもう大丈夫だから、やりたいことを実現してね。
悔いのない人生を送ってね。
私の花嫁姿を披露できる日を待っていてね。
由布子