BOXING DAY SALE静寂なクリスマスを終えた翌日は、待ちに待ったBOXING DAY!!!日本ではあまり馴染みがありませんが、イギリスの12月26日は「ボクシングデー」と呼ばれる祝日にあたり、大手百貨店やショッピングモールが一斉にバーゲンを行います。もともとは英国の祝日でしたが、最近ではアイスランド、ノルウェー、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、香港など12カ国近くの国で採用されているんだそう。去年私がBOXING DAYを初体験したロンドンでは、老舗デパートF&M、Harrods、SELFRIDGESから、ハイブランドのブティックまで、街のあらゆる店という店が大安売り!BOXING DAY前までは定価で売られていた商品も、この日ばかりは半額以上の出血大サービス!最近では一日限定のBoxing Dayにとどまらず、一週間にわたって開催されるBoxing Weekが主流だそうで、12月26日前後約一週間がセール時期にあたります。それにしても、なぜBOXING??どうやらあのリングの上で殴り合うボクシングとはあまり関係ないようで、BOXINGは「BOX」、つまり「箱」から由来しているそう。古くからクリスマス翌日に小箱にプレゼントを入れて贈り物をする習わしがあったという説も。クリスマスの夜が明けて、早朝8時。(早い人は深夜から)この日を首を長くして待ちわびていたロンドン市民や観光客たちが、寒空の下、開店前から長蛇の列。イギリスという土地柄か、中国人や中東系の人が多いように思えました。店側は待ち時間を少しでも温かく快適に過ごしてもらおうとブランケットやココアの配布をするという気の利いたサービスも。オープンと同時に、まるで漫画のように、ドドドっと買い物客が押し寄せて、我こそ先にとお目当ての店に駆け込み、館内は大混乱。その混沌とした様子をテレビで生中継。そうか、この光景はきっと日本の元旦の初売り、初夢大売り出し?的なノリに近いのかも。購買意欲を掻き立てる看板たち。その勢いにすっかり圧倒されつつも、わずか一日でハロッズ、セルフリッジとデパートをハシゴし、ちゃっかりお目当ての商品にありつけました。あのルブタンがなんと40%OFF!これは買い物好きなら遥々ロンドンに来る価値がありそう!そんな中、今年の12月26日はハワイからレポートしていますが、なんと近年ではアメリカでもBOXING DAYなるホリデーセールが始まっているではないですか!アラモアナショッピングセンターでは、サンクスギビングから既にセールは始まっているものの、この日に限って出血大サービスを行っているお店も多くあり、人でごった返しになっていました。20代前半の時と比べて、すっかり物欲は減ってしまいましたが、何が欲しいというわけではなく、観光客気分でこのイベント自体を楽しむのもいいのかも♥