ロンドンのクリスマス交通事情

日本のクリスマスは、“恋人たちのクリスマス”と歌われるように、恋人同士で過ごすという習慣がすっかり根付いていますが、一歩海外に出れば、クリスマスは当たり前のように家族で過ごすイベントというのがお決まり。

去年の12月25日、ロンドンのクリスマスイルミネーション見たさに、わざわざパリからユーロスターで小旅行に出かけたものの、いつものノリで無計画な弾丸トラベルが仇となり、事前リサーチ不足のため、危うく痛い目に遭うところでした。

完全なる女子旅ですが、クリスマスなのでちょっと贅沢にラグジュアリーホテルにチェックイン。これ、30代女子ならではの特権で、大人の楽しみ方。

ここまでは良かったのです。

が、しかし、12月25日、クリスマス当日、イギリスでは祝日にあたり、バス、地下鉄、あらゆる公共交通機関が全線運休。レストランやデパートも休館日。
日本の感覚で言えば、こんな大事な繁忙期に休んでる場合じゃないよ、と言った思いはありますが。
こういう時こそ休ませてくれよ、というのがヨーロッパの人々の思いなのでしょうか。

せっかくの限られたロンドンステイを無駄にはしたくないし、どうにもこうにも行き場がなくなってしまったので、仕方なしに、いつになく人けのない、静まり返ったロンドンの街をブラブラと観光。

当時ロンドン駐在中の10年来の友人、Yukkoと念願のロンドンで再会！
彼女が添乗員となり、ロンドンアイ、大英博物館、ロンドン自然史博物館、ビッグベン・・・と数々の観光名所を自らの足で歩いて案内してくれました。

ロンドンの高級住宅街で、競い合うように御自宅に飾り付けられているクリスマスリースを見学するのもクリスマスならではの楽しみ方。

バッキンガム宮殿だったかな。不思議の国のアリスに出て来そうな、灰色の空に、暗がりのどこか陰気な静かな森。
これが私のロンドンのイメージ。

Yukkoのフルアテンドのおかげで、クリスマスのゴーストタウンと化したロンドンを120％満喫することができました。
にしても、ヨーロッパの駐妻って最高ですね。
私がヨーロッパに駐在した暁には、ユーロスターで近隣国を旅行しまくっちゃうけどなぁ。笑