旅先では、一つの滞在先でのんびりするのもいいけれど、時間とお金の許す限り、一泊ごとにホテルや旅館を変えてあれこれ試してみたいと思うのが女心。(少なくとも私はそう。)


青森女子旅2日目は、十和田市にある「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」へ。1日目の青森屋からバスでわずか30分ほどの場所へホテルホッピング。
新緑・紅葉の名所である奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル。






ロビーラウンジには、巨匠・岡本太郎が出掛けた「森の神話」という名の大暖炉が迎えてくれます。

優雅に激しく流れる渓流と、その流れにコロコロと転がされる石ころ、巨大な樹木と目を光らせ疾風るケモノ、鳥は飛び交い、歌い交わす。人間や森の妖精も踊る。

そんな情景を思い描いた、緑溢れるヒーリング&パワースポット。







心地よいクラシックミュージックと木の香りが私たちを包み込む癒しの空間では、そばを流れる奥入瀬渓流の湧き水を利用した湧水珈琲を。
レトロなミルを使用してその場で自ら豆を挽き立ての香りを楽しみながら、口当たりまろやかなコーヒーでほっと一息。

読書やPC作業もビックリするほどはかどり、つい長居してしまいます。







ここからは青森名物のリンゴのオンパレード。
ミルフィーユ、タルト、アップルパイ・・・リンゴをふんだんに使ったスイーツの数々も、同じくラウンジでいただけます。
「幸福林檎のミルフィーユ」は、オーダー後に林檎をスライスして幾重にも重ねていくそう。林檎の酸味と間に挟んだスポンジケーキとクリームが驚きのサクサク感を演出してくれます。




ランチタイムには、リンゴカレー。リンゴのペーストとハチミツをじっくり煮込んで、ゴロゴロ野菜とリンゴの風味豊かなカレールウに、リンゴの果肉と果汁とともに炊き上げたゴハン。酸味と甘みが調和した絶品です。




食前にはリンゴのサングリア。





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食中には、林檎ジュースバー。品種の違う3種類のりんごジュースを飲み比べ。甘いモノから酸味の強いモノまで、なんと全50種類から厳選しているそう。


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ディナーではレストラン紅山へ移動し、りんごソテー、りんご寿司なるリンゴ懐石もいただけます。青森に来たからには、とことんリンゴに染まりたいという人は是非挑戦してみては?







今回私たちが宿泊したのは、和の情緒を残しながらも、やわらかなベッドで洋の快適さを取り入れた、「和みモダン」というタイプのお部屋。(中にはペット同伴可のお部屋も!)
足を休め、渓湖に佇む。奥入瀬の緑とせせらぎに身を委ねるための空間です。

そしてまたここでも、リンゴを象徴するアップルウッドをはじめ、ブナ、ヒバ、イチイなどが織り成す、温かみのある色調と木流れが落ち着いた時間を演出してくれます。







ウェルカムスイーツはもちろんリンゴ。
アメニティのシャンプーやタオルまでもがリンゴ。
とことんリンゴ。青森リンゴ女子旅。まだ続く。