清春白樺美術館

YOGA＋ART＝YOGART
ヨガは身体から、アートは視覚から、互いに美を追求する共通目的を具現化する、新たなスタイル。

ヨガをし、ヘルシーランチをした後は、ヨガの仲間でアート巡り。


1983年、清春芸術村の施設として建設された清春白樺美術館。（私と同級生！）
「白樺派」として知られる武者小路実篤、志賀直哉がかつて建設しようとしてその夢を果たせなかった“幻の美術館”を、両氏を敬愛し、個人的にも親交のあった吉井長三氏が実現したものだそう。

2011年、安藤忠雄氏によって設計された光の美術館もこの敷地内にあります。
（北海道トマムで訪れた安藤忠雄氏による水の教会も素敵でした。）

個人的には、巨大な親指のモニュメントがインパクト大でお気に入り。

アートカフェ「LA PALETTE」では、食後のスイーツを。

白樺の木々の間にかけられたハンモックでくつろぎタイム。

芸術村の中にある、ちっちゃな「ルオー礼拝堂」
ここで挙式を挙げることもできます。
時折オルガニストが練習で弾きに来ていることもあるので、パイプオルガンの生の音色を聴くチャンスも。

緑の中に聳え立つツリーハウスを登ると、小窓から甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳の山脈が見渡せます。

ツリーハウスには、ちっちゃくて可愛らしい茶室徹が！
まるでおままごとみたい。

ここから、赤茶色の「ラ・リューシュ」が一番美しく望めます。
ラ・リューシュとは、「蜂の巣」の意。

パリ万博時にワインのパビリオンとして建設されたのち、フランス・モンパルナスに移築し、アトリエとして改装され、若き日のシャガールなど巨匠たちが住んでいたとも知られ、今ではパリ市の記念建築物として保存されているそう。

それを模して、ここ清春でも再現し、現代の芸術家たちが創作の場として利用しています。

ベッドとキッチン、ソファ、ダイニングテーブル。
間取りは部屋によって少しずつ異なりますが、シンプルながらも生活感あふれる、レトロな空間。
無駄なものは一切排除し、窓の向こうに広がる清春の自然をただ眺めて、静かな時間を過ごすのでしょうか。

春は樹齢80年のソメイヨシノが満開に咲き誇り、秋は紅葉を狩りながらアートに触れ、冬は雪が降り積もり辺り一面銀世界。
四季の移り変わりを五感で楽しめます。
今度は夏場に、滞在型ヨガリトリートを企画できたらいいな。







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