あれから3年。
私達は今日、4回目の3.11を迎えました。
「東日本大震災の記憶が風化しているか?」という論調がメディアであがっているのをよく目にしますが、正直、時間が経過すれば意識や関心の度合いが薄れていくのは自然な現象で。
風化したかどうかよりも、あの日あの時、被害の大小に関わらず、日本にいた誰もが経験したあの衝撃と恐怖、絶望と虚無感、その後も続く余震への不安や、混沌とした状態は、少なくとも私がこれまで生きた30年の中で起こったどの出来事とも替え難く、忘れるはずもない。無関心でいられるはずはない。
あの震災を通じて、一人一人がそれぞれ感じ取り、思ったこと、学んだこと、心に留めたことがあるのなら、その気持ちをもう一度胸に、明日からの未来に向けて前進すればいい。
次にまた起こるかもしれない災害に備えて、立ち向かうしかない。
(・・・なんて、私は当事者じゃないし、今の被災地を見ていないからこんな軽卒なことを言っていられるのかもしれないし、そう思われても仕方がない。)
1年前の今日とは、どこか同じ気持ちであり、また少し違っていたりする。
改めまして、震災で亡くなった方々のご冥福を心からお祈り申し上げますと共に、被災された方々やご家族の皆様へ心からお見舞い申し上げます。
3年前の東日本大震災の被災地ではないけれど、今回は日本橋三越前にある「ブリッジにいがた」へ。
実は新潟県中越地震も2007年。それほど遠い昔の出来事ではありません。
ブリッジという施設名は、新潟県産ブランドを発掘・発信・育成していく拠点として、東京と新潟をつなぐ架け橋のような存在でありたい、という思いのほか、新潟市内を流れる信濃川に初めて架橋された「萬代橋」に由来するそう。
そこで先日開催された「魚沼おもてなしフェスタ2014」に、はらじゅく畑が出展しました。
その他魚沼産のうるい、ふきのとう、たらの芽の山椒、笹団子、ちまき、あんぽ(おやき)などなど。
けんちん汁の缶詰は、はらじゅく畑でも販売中です。
けんちん汁の缶詰は、はらじゅく畑でも販売中です。
会場では、はらじゅく畑きみママによる、おにぎり講座や、毎週USTREAMで配信中の「おうちごはん塾」の中継、ゲーム、じゃんけん大会など盛りだくさん。
見習いの細川真奈ちゃん、やさメン(=野菜メンズ)も頑張っていました。
東京に生まれた新潟の架け橋として、ブリッジ新潟と、はらじゅく畑で、新潟の魅力をより多くの人に発信していけたらと思います。
このイベントで特に気になったのが、この“レスキューフーズ”と呼ばれる非常食。
1995年の阪神淡路大震災をきっかけにスタートし、新潟県中越地震での体験をもとに、新潟に営業所を構えるホリカフーズ株式会社が、ライフラインの寸断した被災地での食の必要性を実感し、普段と変わらない温かくてい美味しい食事を、という思いで開発された商品です。
携帯性抜群な一食ボックスは、カレーライス、牛丼、シチュー、中華丼、和風ハンバーグライスなどバリエーションも豊富。
作り方は簡単。
①発熱剤を袋から取り出し、加熱袋の底に入れる。
②発熱剤の上に食品を入れ、袋のまま箱に入れる。
③発熱溶液を袋に注ぎ、加熱袋のチャックをしっかり閉める。
④発熱中は約20分間蒸気が発生、その後10分間蒸らし、紙ナプキンを使用して取り出す。
⑤ごはんをほぐした後具材を盛りつけて完成。
水も火も電気も不要!
わずか30分で、いつでもどこでも、ホカホカの食事が出来上がります。
栄養面や食べやすさに配慮したレスキューフーズは、被災地で救援、救出、復旧活動に役立つことはもちろん、平常時でもアウトドアや普段の予備食としての利用も可能です。
いざという時のために!備えあれば憂いなし。
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