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30歳という節目の歳を前にして、偶然か必然か、ここ最近、原点回帰する機会が増えたような気がしています。
これもまたその一つ。
私の高校卒業と同時に創刊し、大学の終わり頃まで、(今は月刊誌だが)当時は隔週発売だった「mina」という雑誌の読者モデルをしていた時代。
(今でこそ“読モ”という呼び方が一般的になったけれど、当時はそれすら存在しなかったような気もする)

隔週、つまり月2回ペースで雑誌を作らなくてはならないので、他誌より早いペースで撮影や入稿が進行し、おかげでほぼ毎日のように主婦の友社の編集部とスタジオに呼ばれ、学校帰りに通っていました。

「大学時代、何をやっていたか?」
と聞かれた時に、そういえば振る返ってみると、家庭教師のバイト、サークル活動、ゼミ、コンパ、それ以外の大半の時間を“読モ”のバイト、それで稼いだお金を海外旅行にあてていたような気がします。



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そんな私の大学時代から現在にかけてのライフスタイルの変化、お金との付き合い方が、今月号のmina12月号(明日最新号1月号が発売してしまいますが)に掲載されています。

【HAPPYに生きるためのお金との付き合い方】なんてキレイにまとめてくれていますが、内容を見てみると、単なる節約術?



「私は学生時代に1000万円貯めました。」

と偉そうに発言していますが、そんな学生さんは私以外にもたくさんいるはず。

読モのバイトを数こなして、本当に欲しいもの、必要なもの以外には使わない。
ハイブランドには興味がなく、古着大好きな裏原系だったので、洋服代はかからない。
お金が貯まったらすぐに、某旅行代理店の学旅を利用して格安旅行を企画。

自分なりのルールが確立して、気づいたら貯金ができているパターンです。

この取材を受けるにあたって、8年ぶりに編集部の皆さん(入れ替わってしまった方も多いですが)に再会することができました。

「大人になったねぇ。」と声をそろえて言われ、胸が詰まりました。
ならば「大人になる前の私」を思い出しながら当時のこと、今のことを話しているうちに、すっかり置き去りにされていた記憶が走馬灯のように思い出され、なんだか嬉しさと小っ恥ずかしい気持ちになりました。

あの時があったから、今の私がある。

10年前の、どうしようもない私を気にかけてくれていた皆さんに、今この場を借りてお詫びと感謝を伝えたいです。

ありがとうございました。




そして、mina世代の学生諸君!若い頃は旅に出よ!