2013年日本最大のイベントとも言われている、伊勢神宮の式年遷宮。

10月2日の内宮、5日の外宮の遷御を目前に、今年9月の時点で参拝客数が900万人を超えたと報じられ、年間1000万人が詣でるとすれば、国民のほぼ10人に1人が参拝していることになります!!!
私ももれなくその10人のうちの1人として、この週末に駆け込みで参拝させていただいたのだけれど、そもそも巷で騒がれている「式年遷宮」って何のこと??








わかっているようであまり詳しく存じ上げていなかったので、待ち時間の間に調べてみました。
そう、お目当ての天照大神がお鎮まりになる正宮へのお参りまでは、休日だったこともあり、ラスト3日ということもあり、なんと1時間待ち!

「式年」とは一定の年限のことで、伊勢神宮では20年に一度、社殿を新造して宮を遷す行事だそう。

690年持統天皇の時代に第1回が開催されて以降、1300年という年月をかけてなお受け継がれているという、この世界でも例のない驚異の伝統サイクルは、日本の真骨頂でしょう。
遷宮の伝統を守り続けている伊勢は、やはり日本で最も尊いお宮であり、日本最大のパワースポットかもしれません。






























パワースポットが騒がれ始めたこの5~6年の間で、既に3回目の参拝になりますが、私自身は特に霊感が強いわけでもなく、スピリチュアルおたくでもないけれど、鳥居をくぐって宇治橋を渡り歩いて行くと背筋がすっと伸びる感じとか、五十鈴川の透き通るような清らかさ、見渡す限りの青々とした森、見たこともない感触の大木、神々しく静けさあまる澄んだ空気・・・その至る所に“パワー”を感じるような気がします。









五十鈴川の清水で、自分の身につけているもの、たとえばアクセサリーやお金を洗うと浄化されて、パワーアップするとか?


内宮の中にある石に手をかざすと温もりを感じる、という言い伝え?噂?も今だにあるようでした。
一昔前に流行った明治神宮の清政の井戸を携帯電話の待ち受け画面にした人がいたような、そんな位置づけでしょうか。




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木々の間から大きな太陽の光が私達を眩しく照らし出した瞬間と、神宮を去り際の夕日が沈む瞬間。
今回の参拝で2回だけ神様に出会えたような気がしました。

いよいよ今日でクライマックス!
次に神様がお引っ越しされるのは、20年後。
自分が50歳の時かと思うと、ちょっと恐ろしい。

20年経ったその時も、今と変わらず健康で、平和で、幸せな気持ちで、この場所に参拝できることを願いました。