この三連休はいかがお過ごしでしたか?
例年より2週間くらい早い梅雨明けと、夏の訪れを予期していたかのように、今年は7月15日が海の日。
海の日って、てっきり7月20日くらいかと思い込んでいたけど、正式には第三月曜日なんですね。


一年の中で最も鬱陶しいはずの梅雨の季節も、短いとそれはそれでなんだか寂しい。
こんな時もないものねだり。
今年は6月にたまたま海外出張が重なり、“梅雨”を感じる間もなくいつのまにか過ぎ去っていました。

梅雨の風物詩、紫陽花。
今年東京で見た紫陽花といえばこの2枚だけ。
桜と同様に短命な花はいっそう美しく感じられます。









ところが、6月中旬に訪れたギリシャで、思いがけずアジサイに出会うことができました。
日本で見る定番のそれは、咲き始めは白、のちに赤紫色や青紫色に変化していくのに対して、ギリシャの田舎町TsagaradaやMakrinitsaという村では、ピンクやオレンジのアジサイが至るところに咲いていました。



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真っ赤なアジサイはまるで薔薇のよう。
Wikipediaによると、アジサイとギリシャには知られざる絶妙な関係が。

日本語のアジサイは「藍色が集まったもの」という意味の「あずさい(集真藍)」が変化したものといわれ、学名・英語の「hydrangea」は「(hydros)の器(aggos)」という意味のギリシャ語が由来。


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ほかにも日本では見られない花たちがギリシャの真っ白な街並みを華やかに彩っていました。
咲き乱れすぎて、一歩間違えると、ピンクのアフロヘアのウィッグみたいになっちゃいました。
ギリシャレポートはまた改めて。乞うご期待。