ところが、前回初めてのNY旅行で着いた初日に、飛び込みで「ライオンキング」を観劇することにしたものの、席に座って、暗くなった途端、時差ボケと披露困憊のせいか、パタンと寝落ちしてしまいました。
拍手の音で目が覚め、気づいたらカーテンコールでオールキャストがステージ上でこちらに手を振っていました。
「おはようございます。」ってね。
チーーーン。
わざわざ40$くらいのチケット(当時大学生だったので半額でした)を買って、2時間ほど仮眠させてもらったようなものです。
そんな悪夢を経て、2度目のブロードウェイ。
リベンジなるか?ってそんな浅はかな気持ちで観劇するものでもないけれど。
ニューイヤーのブロードウェイは、どの作品も満員御礼。
THE PHANTOM(オペラ座の怪人)、CHICAGO、MANMA MIA、そしてライオンキング。(←若干トラウマ?)
夜の公演はちょうど19ー20時スタートが多い中で、
今回選んだ作品は、「EVITA」
昨年4月から上演され、今年1月26日で閉幕。
60年前アルゼンチンのファーストレディになった、エバ・ペロンの生涯を描いた物語。
過去にはマドンナも出演して映画化されたそう。
今回の主演はリッキー・マーティン。
日本では、♪A CHI CHI A CHI~って郷ひろみさんがリメイクしていたGOLD FINGERの元祖です。
いつのまにか舞台俳優になっていたんですね。
ストーリーは特に予習もせずに臨んでしまいましたが、キャストの歌唱力や表現力に圧倒されました。
日本で劇団四季やミュージカルなどを見るのはハードルが高いけれど(昨年東急シアターオーブも誕生しましたが、半年先までチケット完売しているそう。)、本場のブロードウェイなら即日チケットが購入できて、席を選ばなければ日本の半分以下で観賞できます。
映画館に行くような気軽な気持ちで芸術に触れられるのが嬉しい。
日本の舞台やミュージカルはどうも入り込めなくて苦手って人も(実は私もその一人。)、ここでの感動は間違いないです。
次回はライオンキングで、8年越しのリベンジなるか?
観劇後はオシャレなバーで1杯、と行きたいところだけど、
感動のあまりエネルギーを消費してしまったようで、
近くのメキシカン料理のファーストフードで。
タコスにしても、ブリトーにしても、コーラにしても、とにかくサイズがデカい!!!
正月から色気もムードもないけど、
これがアメリカンスタイルでいいのかも。
EVITA