タイムズスクエアのBall Dropの瞬間まで、あと1時間。
体感温度は-5℃。
イベント会場には足を運べないものの、
できる限り近くで、その感動を体感しようと、
世界中から集まった人の数といったらおそらく何十万人レベル。
(たまたまかもしれないけど、英語じゃない言語の方が多く聞こえた。)
右も左も、前も後ろも、人、人、人。
もう身動き取れない。
みんな新年を前にドキドキワクワク♡
そんな期待や高揚感というよりは、
とにかく寒さと格闘して強ばった表情の方が印象的。
ここまで来たら、引き下がれない。
もう漏らす覚悟で、意地でも見てやる!
っていうのが本音。
それはきっと私だけじゃないはず。
2013年まであと1分。
「59、58、57・・・」
周囲がざわつき始め、一斉にカウントダウンがスタート。
ここに来て初めて、一体感が生まれたような気がします。
何ブロックも先にある遠くのイベント会場では、
テイラー・シフトによるライブが行われていたり、
ボールが徐々に下降しているだろうけど、
そんな様子も見えるはずもなく。
どちらかといえば、上空を飛ぶヘリコプターの形の方が鮮明に見えたり。
「3、2、1・・・」
Happy New Year!!!!!!!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ドッカーンっていうのをもちろん想像していたんだけど、
ここからだと花火というかボヤにしか見えない。(´д`lll)
「あれ、終わった?もう2013年になっちゃった?」
という困惑の空気が流れたような流れてないような・・・。
( ̄ー ̄;
だったとしても、そんなのカンケーない!
この瞬間を、この場所で、
みんなで一緒に共有できたことに意味があるんだから。
これまでの年越しを思い返してみても、
いつになく、とてつもない達成感を感じました。
ちなみに、映画を見た人ならご存知でしょう。
タイムズスクエアで2013年になった瞬間のキス。
カップルはこの1年間を幸せに過ごせるというジンクスがあるそう。
そんなロマンスがあったかどうかはさておき、
ボールドロップが終わったら、
ビックリするほどあっけなく退散する人々。
そんな潔さもアメリカらしいな、って思います。
寒さと尿意に耐えかねて、近くのマクドナルドへ駆け込みます。
あーーー幸せ♡
私にとっては年に2回食べるか食べないかレベルのマックだけど、
今日ばかりは特別に美味しく感じます。
お節の代わりに、チキンナゲットとコーラでスタートした2013年。
あとからネットで見つけた、ボールドロップの写真たち。
こんな真近に見られたらどんな素敵だったことか。
渡辺由布子、2013年も、
「百聞は一見に如かず」の精神で頑張ります。
皆様、どうかあたたかく見守っていて下さい。
本年もどうぞよろしくお願いします。