こんなタイトルの映画が2007年に公開されたのを覚えていますか?
人気脚本家の“クドカン”こと宮藤官九郎さんが、
舞妓の世界を舞台に書き下ろしたドタバタコメディ。
「憧れの舞妓はんと野球拳をしたい」と夢見る一人のサラリーマンをめぐって
繰り広げられる奇想天外な物語がノンストップで展開されます。
こうして見ると、舞妓という職業?は、
京都出身の人ならともかく、
私のような東京育ちの一般人には縁遠く、
普通に生活していたら馴染みはなく、触れることは決してない。
閉鎖的な世界の中のごく一部の人たちによる、
金持ちのための娯楽なんだということを知りました。
しかし京都だけの話かと思いきや、
いわゆる“花街”と呼ばれる芸妓屋が集まるエリアが、
実は東京にもいくつかあるんです。
(wikiによると、戦前には東京23区のうち、21区に花街が存在していたとか)
以前、仕事先のお偉いさんに連れて行っていただいた、向島のとあるお茶屋さん。
下町風情に溢れ、一見でも堅苦しくなく遊べるところがひそかに注目されています。
一戸建ての2階の和室に通され、
さすがに野球拳は見れなかったものの、
舞いを披露してくれたり、一緒に晩酌したり、
柿の種が入った器を当てる、ロシアンルーレット的な遊びをしたり。
芸妓遊びを垣間見れたような一夜でした。
そんな舞妓ごっこを、私達のような旅行者でも、
京都で一日体験できるサービスがあったんです。
【参照・舞妓体験処】
ぎをん彩
STUDIO夢工房
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20121009/00/yuko-watanabe/39/8a/j/o0441064012227846754.jpg?caw=800)
祇園の街をなにげなく歩いていると、たまに目にする艶やかな後ろ姿。
よーく見ると、どこか様子がおかしい。
振り返って顔を覗き込むと、意外とオバちゃんだった、なんてことも。
タクシーの運ちゃんに言わせれば、
本物の舞妓か、なりきり舞妓かどうかは、
品のない歩き方や振る舞いで一目瞭然だそう。
とはいえ、祇園でこの格好で歩いてれば、一躍スターに!
次回は私もぜひ挑戦したいところ。