“女は男の胃袋をつかめ” とよく言うけれど、


温泉旅館の良し悪しは、

ファシリティやホスピタリティはもちろんだが、

食事のレベルで8割が決まる、と私は思う。














ここ、くつろぎ宿の新滝和風ダイニング『遊仙』では、

その期待に見事に応えてくれました。





結論から言うと、満足度120%!







『野遊び膳』と書かれたお品書き。

その品数、ザッと12種類!




旬の地元食材をその土地で味わえる、

自慢の創作郷土料理がたっぷり楽しめます。






・季節の先付
・季節の小鉢
・鰊の山椒漬け
・八寸六点盛り
・粒蕎麦
・地野菜漬け
・季節の味噌汁
・北会津コシヒカリ
・季節のデザート




メインはこだわりの3品

◎生トロ湯葉刺し
◎特選陶板焼き

◎こづゆ(写真上)
…会津に古くから伝わる代表的な郷土料理。
各家庭で独自の味付け具材で、お正月や冠婚葬祭等には必ずふるまわれているそう。





満腹になったところで、

別腹デザートは客室まで運んでもらうことも可能。





照明や雰囲気にもこだわりつくした大人の空間。

だけど、ベビーベッドも完備で子連れにも優しい。









そして翌朝。

あんなに食べたはずなのに、どういうわけかお腹が空いて起きる。

きっと体にイイものを摂取している証拠ね。



朝食は、同ダイニングルームでビュッフェスタイル。




精米や炊き方にもこだわった、米どころ会津のコシヒカリ。

白米、玄米、おかゆの3種から選べるのが嬉しい。






なんと朝から、ずんだ餅とあんこ餅まで。

これがまた、これだけでもメインになりそうなほど美味しいの。








彩り美しいトマトやキュウリ。

恵まれた風土で育てられた地元野菜は、新鮮朝採りが並びます。






その他、煮物やきんぴらごぼう、卵焼き、納豆、豆腐、漬け物・・・

日本の朝ごはんの代表選手が、20~30種類並び、

あれやこれやと欲張って取りすぎたら、またこんな調子に・・・。









でも不思議と今回は残さず完食!

ごはんもおかわり。


1日のはじまりに、朝食タイム1時間以上かけられるって、最高の贅沢♡








そして、イチバンの売りは、

地元酒蔵の銘酒を一堂に取り揃えた地酒コーナー。



由起ちゃんイチ押しは、飛呂喜。

なんか暴走族の名前みたい・・・

だけどこれが絶品!ますます日本酒が好きになる一品。









美味しいお酒と、美味しいお米。

会津の2つの魅力を全面に打ち出した、旅めし。




あちらこちらに、会津らしさと真心を

目で楽しみ、味覚で感じる。






わたし、完全に胃袋をつかまれました。