やるべき「宿題」があるのに
すぐにやらずに「後回し」にしてしまう
そんな、子どもの行動に困っていませんか?
すぐやらない、
好きなことしかやらない
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これらの行動は
彼らの脳の働きが関係していることがあります。
そしてそれは、
「気合」だけではどうにもならないことなんです。
"やるべきことを
後回しにするなんて悪いクセだから、
子どものうちになんとかしないと!"
"大人になって会社でそうなったら大変。"
と思いますよね。
最近は、大人の発達障害
という言葉を
以前より耳にすることが
増えたように感じます。
脳に特性があると
その年齢とともに困りごととしての現れ方が変わってきます。
例えば、
・話しかけても聞いていないようにみえる
・すぐに気が散ってしまう
・物事をやり遂げることができない
・順序立てることや整理整頓ができない
・勉強などの繰り返し練習を避けたり、いやいや行う
・質問が終わる前に答えてしまう
このような行動が見られるタイプの
子どもたちは
乳幼児期には
多動性や衝動性の特性で「元気で活発な子」と言われ、
↓
小学生になると
授業中にじっとしていられなくお話が最後まで聞けなくて、
何をしていいのか分からず困っていたり、
言われたことがすぐにできずに先生に注意されることが増えます。
↓
思春期になってくると
今までの叱られた経験から自己否定するようになり
↓
大人になると
不注意で仕事に集中できなかったり
いつも時間ギリギリになったり、ケアレスミスが多くなり
上手くいかなくなることがあります。
子どもの頃は
グレーっぽいなと思うくらいでなんとなく大丈夫だったけれど
社会に出たらストレスが強くかかり
会社に行けなくなってしまう人たちもいます。
さて、この脳の特性と
どう付き合っていくか。
問題は「ココ」ですね!
生まれ持った特性はあっても
困りごとがなければ、何も問題はないのです!
ですので、
今、何か問題や困りごとがあるのであれば、
「治す」というイメージではなく
「対応できるようにする!」というのが
将来のために必要なことです^^
「後回し」にしてしまう息子に対して
怒鳴る、叱りつけるなどと
恐怖を与えるようなやり方で無理やり行動させることは
本当の意味での問題解決にはなりません。
それどころか、
心の問題を引き起こしてしまうかもしれないのです。
お母さんの声かけを少し変えていくだけで
子どもが特性と上手く付き合っていくようになれるんです。
続きはまた次回です!
今日もお疲れ様でした^^