いよいよ帰国日。SRS日記も最終回です。
 
今一度読み返してみたけど、渡航前半は感情も結構高ぶってたなぁと思った。やっぱり入国してからちゃんと帰国できるかとか、術後の不安とか、色々あったんだろうな。
 
入院期間中一番しんどかったのは、アイスバッグでがに股を強制されたことかな。股関節を取り外してしまいたいと何度思ったことか。患部じゃないところの方が痛いって、モヤモヤするけどほんとに辛かった。
痛さランキングでいうと、唯一顔をしかめたのが血液ドレーンの抜去時。皮膚にひっかかってたみたいで、めっちゃ痛かった。2本中1本だけ痛かったから、痛くない人は全く痛くないのかも。
 
他の人の話聞いても、痛い部位は人によって全然違うみたいだし、治るスピードも千差万別。日頃の体調管理を除いたら、後は時の運かも。
 
 
いずれにせよ、ガモン先生の技術力の高さには本当に驚きました。私の場合だけど、これだけ大きい手術をしているのに、「患部がジンジンするー」とかいうレベルで済んでるのが本当に不思議。
手術を受ける前までは、術後の激痛に耐えられなくてモルヒネ打たないといけないんだろうなって思ってたんだけど、耐えられないほどの激痛は実際一回も無くて本当に感謝しかないです。ガモン病院選んで良かったです。
 
 
渡航後半はずーっと食レポ。
読んでる人はどうか分からないけど、本人はめっちゃ楽しかったです。タイ料理は。。やっぱり苦手。。。笑。
でも美味しいものもいくつも見つけられたし、パクチーの使い方も勉強になったので、今後の料理に活かせたらいいなと思います。
 
それでは最後の食レポいってみましょー。
 
 
朝ご飯。

選んだのはツナバーガー。

結局頼まなかった朝食メニューも結構あって、あんまり美味しそうじゃなかったので無難なやつをずっと頼んでた。

今回のスープは芋っぽかった。あいかわらず何とも言えないとろみ。最後もラザニアでよかった感。

 

 

帰国の飛行機は夜遅いのでチェックアウトは18時の予定。

なのでダイレーションはいつも通り。

 

午前のダイレーションでは溶けない糸の抜糸をしました。ほんとは昨日やるはずだったんだけど、私が勘違いして消毒終わらせちゃったせいで、この日やることに。

溶けない糸は溶ける糸の時よりもデリケートな部分に使われているので(伝われ)、結構痛いという噂を聞いてました。

やってみた感想としては、たまにチクっとした程度で、私はあんまり痛くなかった。

はさみで切る前にピンセットで糸を引っ張るんだけど、その時にはさみがもたつくとピンセットを持つ手に力が入ってぐいっと引っ張られるからちょっと痛い、みたいな。

抜糸後の消毒はいつもより少しだけヒリヒリした。

 

 

ダイレが終わったらお昼ご飯。

はるみさんとTちゃんの3人で食べてきました。

 

その道中でガモン病院に裏口があることを教わりました。セブンイレブンのあたりに2か所裏口があります。片方は今は封鎖されてるっぽい。

 

ここと

 

ここ。

 

ガモン病院って意外と奥に長いみたい。

 

 

お昼は近くの「Love Love Cafe」というお店で。

 

はじめて実のまま飲むココナッツジュースを飲みました。

中はパンパンに液体が詰まってるんですね。びっくり。この植物はどういう理屈で実の中に液体を貯めてるんだろう。とかいういつものよく分からない考察をしながら飲んでました。

市販のココナッツミルクをめっちゃ薄くしたような味。正直あんまり美味しいとは思えなかった。タイの人はスポーツしながら飲んだりもするらしい。喉がカラカラの時なら確かに美味しく飲めそうな気はする。

 

 

 

レッドカレー。

見た目はあんまりレッドじゃないけどレッドカレーらしい。ココナッツミルクが効いててピーナッツを砕いたのが入ってた。マイルドな辛味。グリーンカレーよりは食べやすいと思う。

ご飯の炊き加減がイマイチなのが残念だった。

 

 

 

帰り道にセブンイレブンに寄ってチーズケーキを買って帰った。

いつ行っても売り切れてたんだけど、この日は売ってたので思わず買っちゃいました。私は3回目だったけど、Tちゃんは初。やっぱり美味しかったし、何よりボリュームがちょうど良い。

 

 

14時から午後のダイレーション。明日から2番にサイズアップねーと言われた。反転法の人は3番からきついって聞くのでそろそろ痛くなってくるのかなぁと少し不安。

タイでの最後のダイレーションも特に問題なく終了。Sっ気ナースさんともバイバイ。

 

 

夜ご飯は帰国の時間もあるので早めに近場で。

 

最後もタイティー。

渡航中一番おいしかったのは?って聞かれたら私はこのミルクティー。甘みと香りがすごく好き。

2位はマンゴーライスで、3位はガパオかな。

 

 

ということで最後の晩餐はガパオ。いい感じに辛くて美味しかった。何度も言うけど日本で食べるガパオとは別物。

 

気になって調べてみたんだけど、そもそもタイ語でガパオ=ホーリーバジル(バジルの種類)のことらしい。日本で食べるガパオは、スイートバジルを使っているので本場の香りを出すのはなかなか難しいそうな。

日本でもごく少量だけどホーリーバジルの生産はされているそうなので、余裕ができたら買って作ってみたいな。

 

 

豚の串焼き。

なぜかトーストした食パンも付いてる。たぶんサンドイッチみたいにして食べるんだろうけど別々に食べちゃった。

バターチキンカレーをさらに甘くしたようなタレが特徴的だった。タイってよりもインド感強め。

 

 

ココナッツ風味のデザート。

たぶんだけどもち米とココナッツミルクを合わせて揚げてあるっぽい。中はトロトロ。どっちもほとんど同じ味だったので、色の違いはお米の色の違いかも。紫色の方がほんの少しコクと香ばしい香りがあった。

 

ちなみにTちゃんも同じガパオを頼んだんだけど、辛くてめっちゃゆっくり食べてた。

18時に部屋を出るはずなのに17時半くらいまでお店にいるという。Tちゃんは私よりマイペースだ。

 

 

お土産とかダイレグッズを詰めたらスーツケースはパンパン。

無事にホテルを出発。Tちゃんとバイバイ。たった1週間しか一緒にいなかったけど、1か月くらい一緒にいた気分。まぁ実際隔離中も会えなかっただけで1か月近く同じ病院内にはいたんだけど笑。

コロナ渦中の渡航だったから、誰とも会わずにひっそりと行ってひっそりと帰るもんだと思ってたから不思議な気持ち。

 

 

空港を出るとまさかの豪雨。タイに来てたぶん一番の豪雨。洗車機の中で待ってる時の景色だった。

 

飛行機揺れるから雨はやめてぇぇぇとか思ったけど、こればかりはどうしようもない。(案の定離陸後にめっちゃ揺れて心の中で絶叫してました...)

 

 

 日本の出国時同様、国際線は欠航だらけ。

 

 スワンナプーム空港も閑散としてました。

 

出国ゲートまではるみさんが見送ってくれて、最後のバイバイ。

書類作成から術後のケアまで、至れり尽くせりで本当にありがたかったです。

 

出国審査も無事に終えると、フライトまで1時間半ほどあったのでぶらぶら。

 他の人も撮ってた気がする謎のオブジェ。

 

 「タイっぽい」っていう確かに感じる「文化」があるのはやっぱりすごいことだなぁと思う。

飛行機苦手じゃなかったら世界中旅してそう。

 

 

 

空港のこと、機内でのことについてはTwitterの方で詳しく書いたので、ブログでは省略しておきます。書くの疲れた笑。

 というわけで、無事に帰国!

 

日本に着いてもまさかの雨でした。おまけにめっちゃ寒い。タイの気温の半分とか。

 

 

よし。

 

とりあえず書ききった。最後の方グダグダだった気がするけど。

10年後とかに見返したときに、クスッと笑えてたらいいなぁ。

 

 

術後の経過についてもたまにブログで書こうかなと思ってます。

 

最後にSRSをして思ったこと。

 

ガモン先生はすごい。

 

タイはテキトー。

 

以上です。

 

ではまた!