土曜日は卒園式
お天気にも恵まれ
春らしくポカポカ
そわそわしながら
早めに出勤しました
廊下の掃除をしていても
ピアノが気になる…
準備が落ち着いたので
遊戯室のピアノを少しだけ触れるかな
楽譜を持って遊戯室に向かうと
先客あり
年長クラスの先生が
１部で弾く曲を練習していました
側で待っているのも申し訳ないので
諦めて
自分の教室のピアノで
練習することにしました
ほぼ全ての教室に
アップライトピアノがあるのは
とっても恵まれている環境
それでも
大きな音で弾くのは憚られるので
弱音ペダルを使いました
遊戯室のピアノより
鍵盤が軽くて
鳴り具合と重さのバランスが良くて
弾きやすい
でも
弱音ペダルを使っているので
音色や音量の変化は
よく分かりません
音の確認と
指の準備運動に徹しよう
と
割り切りました
時間になり
保護者の方々と卒園児を
お迎えして
卒園式が始まりました
１部は出番がないので
再びクラスのピアノへ
時々
式の進み具合を確認しつつ
一通り
音を出すことができました
時間が経つにつれて
緊張が増す…
２部への転換と列席するために
控えている先生方と合流して
いざ
遊戯室へ
ピアノの譜面台に
楽譜を後ろから順番に並べていきます
譜めくりがある曲は
折る場所を気を付けて並べます
歌の楽譜は
迷子にならないように
足元に置いておきました
あぁぁぁ…
指がカクカクする
変な表現だけどそんな感じでした
２部スタート
卒園児と付き添いの保護者の方々が
入場して
着席したらほぼすぐ
園歌
その後
卒園証書授与
４０分(５０分)の戦いが
始まりました
始めはさすがに
指がカクカクしていましたが
子どもたちの名前を呼ぶ
担任の先生の声と
子どもの返事
証書授与の度に起こる
皆さんの温かい拍手
シ～ン と静まっている時間は
意外と少なくて
そこまで
神経質に音を鳴らさなくていいんだ
と 分かってからは
楽に弾くことができるようになりました
鳴らしにくいピアノなので
鍵盤をしっかり押さえつつ
柔らかくキレイに鳴らすことをイメージして
とにかく
滑らかに弾けるように気を付ける
いつもより
テンポもゆっくりになってたかも
でも
大きなミスはなく
思ったより落ち着いて弾けてる
事前に聞いてはいましたが
リハーサルにはない
証書を受け取った後の
保護者の方とのふれあいの時間が
一人一人に加わるので
やはり
少し時間が延びて
練習では弾かなかった曲に突入
イントロが難しくて
何度も何度も練習していた曲
全集中して音を出し
その曲の途中で
最後の子どもの名前が呼ばれ
なんとか弾ききることができました
深いため息をついてしまいそうなのを
押し殺して
心のこもった祝辞を聞き
束の間の休憩
その後は
歌の伴奏です
全く自覚していなかったんだけど
指は結構疲労していたみたいで
大分距離がある子どもたちに
ピアノの音を届けようと
しっかり鳴らそうとすると
指が笑ってカックンってなりそう
集中力も尽きていたようで
いろいろ弾き間違え始める
これではマズイと気合いを入れ直し
２番に入る頃には
立て直すことができたかな
子どもたちの歌は
とてもいい声で
気持ちを込めて歌えていました
目頭を押さえる姿や
鼻をすする音が聞こえて
あぁ
子どもたちの想いが
ちゃんと伝わってるんだなぁと
胸が熱くなりました
最後は
拍手で子どもたちを送り出し
卒園式修了
たくさんピアノを弾けたこと
お祝いの瞬間に立ち会えたこと
幸せでした
ご卒園
おめでとうございます
これからも
健やかな成長を願っています