昨日の記事の続き
いよいよ本番
時間になり
舞台袖に待機後
休憩が入り
その間にステージセッティング
ビブラフォンのモーターが
ちゃんと回るかチェック
曲中の楽器の移動ができるように
動線を確保しつつ
セッティングの微調整
マレットと楽譜をそれぞれの楽器に配置
いつの間にか予ベルが鳴って
アワアワしながら
一旦舞台袖へ
管楽器の方々に続き
打楽器メンバーも
再び本番のステージへ
お客さんまでの距離は思った以上に近くて
まともに席を見てしまうと
誰がどこに座っているのか
全部分かってしまうので
なるべく見ないようにして
楽譜に目を向けて集中
始まりのファンファーレ
やや音を外してしまったトランペットに
エールを贈る気持ちで
最初のシンバルを鳴らしました
その後
順調に流れて行きましたが
場面が変わり
緊迫感のある変拍子のところ
8/5拍子の次の小節の頭
シンバルとバスドラムがバッチリ合うはずが
思いっきりずれました
リトリトでも一緒にやってるメンバーなのに
息が合いません
気を取り直して
一番ドキドキのシロフォン
なんとかうまく行きました
最後にもう一つ
拍が分からなくなり
大事なシンバル1発落としました
ため息が出そうになるのをガマンして
次の曲へ
ティンパニに移動して
音を合わせてスタンバイ
何ヵ所かある
ウィンドチャイム
キレイなキラキラした音色をイメージして
柔らかく指を動かします
ティンパニは
数回の練習では全く勘が戻らず
納得いく音で叩ける時もあれば
下手くそと
心の中で叫びながら
叩くこともありましたが
本番中
途中で
フッと力が抜ける感覚があって
その後から
とってもいいイメージで
叩くことができました
それが
この吹奏楽団の求めている演奏だったのかは
怖くて聞けませんでしたが
私の中で
一つの正解が見えた気がしました
常に
こうやって
演奏できたらいいなぁ
本番後
思いがけず
嬉しいことがありました
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