少し遡ります
土曜日
マリンバの教室の
ミニ発表会に参加してきました
未就学児さんから中学生の
ピアノの生徒さんがほとんど
マリンバを継続して習う人は
なかなかいないそう
会場は
グランドピアノが常設された
お菓子やさんのイートインスペース
もうすぐハロウィン
ということで
子どもたちは
ハロウィンの衣装を着ていて
とってもかわいい
マリンバの組立から
お手伝いさせてもらっていたので
続々と集まってくる子ども達と
ご家族・お友達の方々を
お出迎えする感じで待機していましたが
場違い感が半端ない
私 演奏させてもらって
良いのでしょうか…
私以外にも
もう一方
大人のマリンバの生徒さんが
いらっしゃるので
一人じゃないぞ
一人じゃないぞ
不安………
マリンバ組立が終わってから
先生と一度合わせをさせていただきました
天井が低いけど
割と広い会場
思ったより音が響く
朝から全くマレットを持たずに
いきなり弾いたのもあり
会場の響き
お客さんまでの距離 など
いろんなことに戸惑い
全然思ったように弾けない
練習で急に弾けなくなったところも
危うかったけど
別のところも手が絡まる
おまけに
お店の方から
もう少しボリュームを下げれますか?
お子さんだけが弾くと思っていたので…
と
苦情が
私は更に動揺
先生は
ボリュームは下げれないですね…
最後の1曲だけなので…すみません
と
マレットを変えようかと思っていた私に
このまま行きましょ
余裕の笑顔でした
合わせた後
まだ時間があったので
心配なところを繰り返し弾いてみましたが
何度やっても
うまく行かないところは行かない
最後の悪あがきも虚しく
受付の時間になり諦めました
人前でマリンバを弾くこと
大分慣れてきたと思っていましたが
この
アウェイ感半端ない環境では
私の心臓は
すっかりやられてしまいました
打楽器アンサンブルのメンバーが一人
お子さんと聴きに来てくれていました
気持ちがすっかり折れていた私に
エールを送ってくれましたが
緊張はほぐれないまま
私の順番に
なんとかして身体をほぐそうと思うけど
スペースが狭いし
天井の圧迫感がかなりあるので
マレットを振ることすらできずに
演奏スタート
こうやって弾きたい
イメージ作りはしていたのに
身体が言うことをきかず
楽譜を追うことで精一杯
直前練習で引っ掛かっていたところは
細心の注意を払って乗り切ったけど
最後のサビへの盛り上りで
撃沈
しどろもどろになりながら
なんとか立て直し
最後まで辿り着きました
聴いていたアンサンブルのメンバーにも
お子さんにも
私の緊張はしっかり伝わっていたようで
いつもの私と違って
面白かったと
多分
これが今の本当の私なんだな…
自信があるように見せているけど
実際は
人前で演奏するのが怖くて
練習量も追い付かず
全然思い通りに演奏できなくて
本番が終わる度に落ち込む
マリンバのソロが
特別という訳ではなく
アンサンブル 吹奏楽
沢山の人達に囲まれていても
いつも不安
それでも
何度やめようと思っても
必ず戻ってくる道なので
私には必要で
大切な居場所なんだと思います
それにしても
録画を見せてもらったけど
ひどかったなぁ
こんなこともある
と
心に刻んで
次の本番に向けて
気持ちを入れ換えようと思います