粋で乙なもの〜凛として背筋が伸びる清涼感を味わう | Yukoのリズム...リズム...音は全てリズムでミュージックを奏でてる!

Yukoのリズム...リズム...音は全てリズムでミュージックを奏でてる!

十人十色。
我思うままに、徒然なるままに…クラッシックから邦楽まで音が奏でるものは何でも好き。雨音だってリズムを奏でてる…って感じで、様々な曲を中心にブログ投稿しています。


▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう


5月27日 百人一首の日。

1235年5月27日、公家·歌人の藤原定家(1162〜1241)が選び書写した和歌百首が、京都·嵯峨の小倉山荘の障子に貼られた。

その和歌百首が百人一首として今日親しまれている。


百人一首が歌詞になっている曲。

安藤政輝さん "千鳥の曲"吉沢検校作曲

安藤政輝さんは生田流の箏曲家。
様々な曲を箏曲として編曲もされています。

琴と龍笛の音が響いています。
さすがプロの演奏は味があり、凛とした背筋が伸びるような清涼感がありますね。

"千鳥の曲"、琴のお稽古で習いました。
千鳥がちょんちょん歩いたり、鳴く様子が琴で表現されていて弾いていてなかなかおもしろい曲。
琴弾きながら歌うんだけど、歌が難しい、難しい。
先生と一緒じゃないと歌えなかった。


♪淡路島通ふ千鳥の鳴く声に
 幾夜寝覚めぬ須磨の関守
   第七十八番目      源兼昌
淡路島から飛び通う千鳥の鳴く声で、須磨の関守はいく夜目を覚ましたことだろう。
須磨の関守...須磨の関所の番人。




千鳥足千鳥がよろめくような歩き方をする様子が、酔っ払っている人の歩き方と似ている)

千鳥格子千鳥は百羽、千羽の大群で生息しているが、大群の千鳥が連なって飛ぶ様子に見える)




千鳥文様(日本の伝統文様。千鳥...千取りから勝利や豊かさを象徴している)




福岡の千鳥饅頭もあり、千鳥は日本ではおなじみの水辺に生息する鳥です。

というわけで、古来から千鳥百人一首をはじめ多々歌に登場すると共に日本人に親しまれてきた鳥の一つです。
歌の世界では冬の浜辺を象徴する、冬の風物として、または妻や友を慕い泣く(鳴く)たとえとして登場するケースが多いです。




百人一首はお正月にいそしむというイメージが強く、また現代では忘れ去られている感があるのですが、日本独特の美しい大和言葉にふれ、日本独特の花鳥風月な表現、日本人の感性にふれられる身近なものの一つ。

今世でも京都や福岡などでは、曲水の宴という歌詠みの宴が行われるそうです。
皇太子明仁親王誕生記念、皇太子徳仁親王ご成婚の際にも、曲水の宴が催されたそうです。

欧米の文化が日本でも楽しまれている今日ですが、たまに百人一首をはじめ、日本古来の文化にふれてみるのもなかなか粋ですね。

慌ただしいような、誰しもが何かしら心にイライラや不安を多かれ少なかれ抱えている感がある現代ですが、ゆったりとした邦楽、琴や三味線、鼓や尺八の音も、たまには耳や心の栄養になるようで乙なものですね。