8月25日 羽田空港開港の日。
1931年(昭和6年)8月25日、国内初の民間航空機専用空港羽田空港が開港。
空港、飛行機といえばこの曲。
1973年リリース。
バリー・ホワイト率いるThe Love Unlimited Orchestra(総勢40名) "Love's Theme 愛のテーマ"
昔キャセイパシフィック航空のC Mで流れてました。
この曲を聴くと、飛行機が大空に飛び立っていく様子が頭に浮かびます。
とてもゆったりとした気分になるのですが…
2年前まで某宅配便のグループ会社の内勤事務職をしていました。法人のみの顧客で、通常の宅配便よりもより早く大きな荷物も集荷、お届けするという。お値段も高め。
電話ばかり受けてました。
その日の羽田発の最終便の飛行機に荷物を乗せられれば地方都市ならば、北海道でも沖縄でも次の日の午前中に荷物がお客様の手元に届きます。
私が勤めていたセンターに18時に荷物があれば最終便に間に合う。行き先によってまちまちだが。
中にはいつ放映になるのか、TVの番組の放映テープや次の日に手術で使う人工骨などもあります。
飛行機に乗せるので、もちろんお預かりできない荷物もあります。
電話で集荷の依頼を受け、ドライバーさんに連絡。ドライバーさんも時間ギリギリで動いている。荷物の中身は何?大きさ、重さは?どこ行きでいつ届けたいの?
私は電話を受けて取り次ぐだけですが、最終便に間に合うかどうか、もうドキドキハラハラ…
ドライバーさんを信じて祈るしかなかったです。
また、ドライバーさんに集荷のお願いをするのもひと苦労。
もうドライバーさんも集荷不可能って時は、センターに荷物持ち込んでもらうしかありません。
朝に函館や九州から飛行機に乗った魚介類、発泡スチロールの箱に入って箱を持ち上げると氷の音がする。
午後3時頃私が勤務するセンターに到着。それからドライバーさんが飲食店にお届け。
飲食店のオープン前に届けないと、飲食店はお仕事になりません。
飛行機に遅れが生じたり、道路の渋滞などでお店オープンに間に合わないこともしばしば。
片っ端からお店にお詫びの電話です。
もう、今日は何が起こるの!って感じで毎日毎日ドキドキハラハラ…
失敗してしまい、怒鳴られ、深く深くお詫び申し上げたこともありました。
荷物が行方不明。
途中で伝票がはがれてしまったんですね。
はがれやすい素材のものの場合は工夫しましょう。え⁈もう間に合わないから、チャーターで長野までひとっ走り⁈
はい!チャーター入りました。
チャーターの場合は、撮影用の機材をはじめ機器類多かったです。
箱の外にはりつけた部品がない!
はいはい、今検索しますからね。部品なんて細かいものはちゃんと箱に入れましょう。
迷子の荷物の検索です。
婦人もののショーツ、飲みかけのペットボトル、袋があいたポテトチップス…なぜこんなものが迷子になってるの?
何かのイベントの大量のチケット…開催日過ぎちゃってますが…
間違えて荷物を出してしまった…
はいはい、センターにまだ荷物があるといいですね。集荷された荷物の山から探します。
ありません。羽田に行ってしまったら、もう探すのは無理。到着センターに連絡して戻していただきましょうね。
国際便なんてややこしいのもありました。
空港で荷物引き取りなんてのもありました。
再配達のお願いに、荷物がまだ届かないの苦情…etc.
各々の会社によって様々な様式があるので、それを覚えるためにノートに一覧表を作り、全て書き込んでました。
宅配の舞台裏は、想像を絶するものがありました。
だから羽田空港と聞くと、"Love's Theme"を聴いてゆったりというよりも、最終便、最終便…焦りの気持ちが湧いてきます。
荷物が勝手に飛んでくわけではないので、私が焦ったところでどうにもならないのですが…とこのブログを書いていたならば、最終便の飛行機に荷物のせるためのタイムリミットの時間、18時ではないか。
ここで荷物が無事にセンターを出たならば、ひと安心。
さ、自分の仕事に集中しましょう…と思ったら、また電話。ナイト集荷のご依頼の嵐…
羽田空港が開港して初めて飛び立ったのが、香港?行きだったかの飛行機だそうですが、当時は運賃がバカ高くて飛行機に乗るお客様は0。お届けの荷物であるすず虫などの昆虫を大量に乗せての出発だったそうです。
昆虫は、当時まだみんな乗ったことがない飛行機に真っ先に、しかも自分で料金を払うことなく、ただで乗ったのですね。
